JGBトレーディングフロア(2019年4月8日)

債券相場は上昇。前週末の米国債利回りは雇用統計の通過後に低下し、足元で続いた上昇が一服したことで、国内債も買いが優勢の展開となった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1年以下500憶円、10-25年1800憶円、25年超500憶円(金額据置き)。応札倍率は、7.26倍、2.41倍、3.65倍。
☆米雇用統計は、非農業部門雇用者数は、前月比19万6000人増と市場予想(同17万6000人増)を上回ったが、平均受給は、前年同月比3.2%増で前月の伸び(3.4%増)から鈍化。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2019年4月5日)

新年度最初となる4月第一週は日経平均+2.84%と好調なスタートなりました。NYダウ+1.91%、ユーロストックス50+2.86%と海外市場も株高となりましたが、中でも上海総合指数は+5.04%と大幅高となりました。

米中貿易協議を巡る劉鶴中国副首相の訪米と、習近平国家主席の貿易協議進展の発言から、貿易戦争解決の期待から株高となりました。東証セクター別指数をみると海運業が上昇率トップの+9.67%となるなど、貿易戦争によって株価が大きく下がったセクターへの買い戻しとなりました。

投資部門別売買動向(~3/29)では、海外投資家が13週ぶりの先物売り越し(8000億)となり、年初からの現物売り/先物買いの構成変化が見られましたが、4/1~4/5の先物手口情報では欧米系証券会社の手口は再び買い越しに転じており、海外勢の先物売りによる急落というストーリーは遠のいている印象です。

(Bloomberg)中国、通商協議で「新たなコンセンサス」-米は合意はまだ先と認識https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-04/PPGFY06TTDS001

 トランプ大統領:合意の枠組みに4週間、詳細文書化に2週間必要も

さて、貿易協議に米中合意が成立すれば大幅な株高要因となることが期待されますが、合意に枠組みに4週間との報道が気になりました。

4週間後といえば日本市場は10連休の最中で、一部の証券会社では外国株の売却のみ受付など万が一の事態に対応を検討しているようですが、連休中に米中貿易協議が合意、海外市場は大幅高となったあと、連休明けに高値を買わされるアップサイドリスクも意識させられます。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2019年4月5日)

債券相場は下落。長期金利は一時約1カ月ぶりの高水準を付けた(-0.030%)。米中貿易協議の進展期待を受けた株高・円安や海外年金基金の円債売却観測を背景に、先物を中心に売りが優勢だった。一方で超長期債は、引続き底堅い動き。

【来週のスケジュール】

4/8 日銀支店長会議 / 地域経済報告(4月) / 日銀買いオペ(10年超) / 国際収支(2月)
【米】製造業受注 (2月)
4/9 国庫短期証券(6カ月)入札 / 5年債入札
【米】FRBクラリダ副議長講演 / IMF世界経済見通し
4/10 日銀買いオペ(5-10年) / 黒田日銀総裁あいさつ(信託大会) / 機械受注(2月)
【米】FOMC議事要旨(3月19/20日分) / CPI (3月) / 財政収支 (3月) / 【欧】ECB理事会,ドラギ総裁記者会見 / EU臨時首脳会議
4/11 流動性供給入札
G20財務相・中央銀行総裁会議 / クラリダ副議長講演 / セントルイス連銀総裁講演 / 米韓首脳会談 / 【欧】独CPI(3月改定値)
4/12 日銀買いオペ(1-5,10年超)
【米】ミシガン大マインド指数 (4月速報値) / 【欧】英国のEU離脱期限 / 【中】貿易収支 (3月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2019年4月4日)

債券相場は下落。引続き中長期債の売り圧力強く、この日の30年債入札が好調な結果となるもその流れは変わらなかった。特に終盤には、ヘッジ売りとみられる動きで先物の下げが加速する場面も見られた(安値152円74銭)。ただ、この日は国内株や為替、海外金利の方向感定まらず、積極的には売りにくい様子。

【メモ】
☆30年債入札(62回債、CPN0.5%)入札結果
最低落札価格98円90銭(0.542%)、平均落札価格98円96銭(0.540%)、応札倍率4.55倍(前回4.56倍)。(事前予想中央値98円85銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2019年4月3日)

債券市場では超長期債が底堅く推移した。投資家の潜在需要の強さから明日の30年債入札も楽観的な見方に傾いている様子。一方で中長期債は、引続き、期初の売りなどで上値が重く、米中通商協議の進展期待による円安・株高の影響を受けた先物も一時大きく売られるなど、そのセンチメントは対照的。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1-3年3500憶円、3-5年4000憶円、5-10年4800憶円(金額据置き)。応札倍率は、2.63倍、2.94倍、2.22倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会