
株式市場概況
前日の米国株は休場でしたが、フリン氏の後任の米大統領補佐官が漸く決定されたことや、日本の製造業PMIが堅調であったことなどが好感され、TOPIX指数は前日比+8.59ポイント(+0.56%)の1555.6ポイントで取引を終えました。
セクター別ではパルプ紙、保険、繊維などが強くなりました。上昇トップのパルプ紙は、日経朝刊に印刷用紙が15-20%値上げされるとの報道が好感され上昇率が大きくなりました。下落したのは情報・通信、水産・農林の2セクターのみとなりました。
スタイルインデックスではミッド400、日経平均が高く、小型が弱くなりました。しかし指数の前日比は0.71%から0.31%と狭いレンジに収まっており(REIT指数は+0.06%でした)、前日比に引き続き指数間の差が小さくなりました。
昨日は引け後にさくらインターネット(3778、前日比-124円、終値1,014円)、大垣共立銀行(8361、前日比-49円、終値404円)、大成ラミック(4994、前日比-202円、終値2,943円)などが公募増資を発表し、株価が大きく下落しました。
本日の引け後の開示では、楽天(4755)が1,000億円を上限とした自己株式取得の決定、日本海洋掘削(1606)がロシアで掘削契約(受注額3,200万ドル)などがありました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比4.45ポイントの1032.86ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は104(45.8%)、下落銘柄数は110(48.5%)、変わらずは13(5.7%)、売買代金は前日比155億円の1193億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比100、終値4,715)、CYBERDYNE(7779、前日比45、終値1,720)、そーせいグループ(4565、前日比100、終値13,640)、下落寄与度上位銘柄はヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090、前日比-480、終値2,360)、アスカネット(2438、前日比-141、終値1,927)、ディー・ディー・エス(3782、前日比-17、終値720)となりました。売買代金上位銘柄はアカツキ(3932、前日比470、終値5,810)、JMC(5704、前日比400、終値2,151)、モブキャスト(3664、前日比-6、終値1,150)でした。

マザーズ先物は前日比4.5ポイントの1032ポイントで一日の取引を終えました。出来高は88枚でした。
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