
株式市場概況
米大統領選挙の開票がトランプ候補優位に進んだため、日本株は大幅下落し、TOPIX指数は前日比-62.33ポイント(-4.57%)の1301.16ポイントとなりました。全セクターが下落し、中でも輸送用機器(前日比-6.71%)、海運(同-6.04%)、証券・商品(同-5.94%)の下落幅が大きくなりました。東証1部市場の上昇銘柄数は42、下落銘柄数は1,923、売買代金は3兆9,242億円となりました。
為替市場でもリスクオフの動きから14時過ぎには101円前半まで円高ドル安が進みました。
しかし日本市場の引け後、米国大統領選挙でトランプ候補の勝利が決まり、トランプ氏が勝利宣言を行うと、株高、ドル高の動きとなり、16,250円で引けた日経平均先物は16,690円まで戻り、ドル円も103円半ばまで戻しています。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-46.59ポイントの829.4ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は6(2.7%)、下落銘柄数は217(97.3%)、変わらずは0(0.0%)、騰落レシオ(25日)は73.47、売買代金は前日比397億円増加の1022億円となりました。米国大統領選挙でトランプ候補が優位との開票結果が出始め、マザーズ指数は急落し、一時800ポイントを割り込む場面がありました。
下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(前日比-1170円、終値13140円)、CYBERDYNE(前日比-65円、終値1325円)、ミクシィ(前日比-100円、終値3535円)となり、上昇寄与度上位銘柄はイグニス(前日比565円、終値4375円)、あんしん保証(前日比363円、終値2622円)、エナリス(前日比13円、終値810円)、売買代金上位はそーせいグループ、イグニス、モブキャスト(前日比-116円、終値809円)となりました。
あんしん保証は、前日引け後に普通株1株につき3株の分割と1円の増配を発表し上昇しました。
マザーズ先物は前日比-52.5ポイントの815.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は539枚でした。
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