マザーズ市場概況
東証マザーズ指数は前日比+7.4ポイントの910.1ポイントで取引を終えました。上昇をけん引したのはそーせい(4565)、ナノキャリア(4571)、イー・ガーディアン(6050)、下げで目立ったのはサイバーダイン(7779)、モブキャスト(3664)、メドレックス(4586)でした。上昇銘柄数は99(45%)、下落銘柄数は107(48%)、変わらずは15(7%)、騰落レシオ(25日)は81.3、売買代金は735億と前日比で66億円増加しました。
マザーズ指数は寄り付き直後に900ポイントを割り込みましたが、900ポイント割れでは買いが入り反発しました。
イー・ガーディアンは8月1日の決算発表で通期見通しを上方修正し、株価は直近高値をブレイク、その後、2011年の上場直後の高値1,010円もブレイクしました。17日には立会外分売も実施されましたが勢いは止まらず、本日は前日比+126円の1,336円で取引を終え、上場来高値を更新しました。
モブキャストは昨日52週高値を更新しましたが、本日は大きく売り込まれ、201円安の1,069円となりました。メドレックスは昨日、米国で開発中の消炎鎮痛貼付剤ETOREATの第3相臨床試験結果について、統計的な優位さが示されなかったと発表し、昨日に続き本日もストップ安となっています。本日引け後、メドレックスはETOREAT以外の4つの各パイプラインの開発計画に変更はないことと、ETOREATの臨床試験結果による同社グループの平成28年12月期業績への影響については精査中であり、業績予想に修正が必要と判断された場合には速やかに発表するとレポートを出しています。
マザーズ先物概況
マザーズ先物は前日比+0.5ポイントの898.5ポイントで一日の取引を終えました。先物と現物の引け値でのスプレッドは約-12ポイントと、前日引けの‐5.7ポイントよりも拡大し、スプレッドは1%を超えました。先物上場直後は、海外勢の売りから、スプレッドが拡大していましたが、今回の売りも同様の手口なのか注目されます。
東証1部概況
海外市場でドル円が円高に推移したことから、本日のTOPIXは弱含んで取引を開始しました。前場の取引は前日引け比‐0.27%の1,300.13と小安くなりました。後場は寄付き後下げましたが、1時過ぎには1,307ポイントまで上昇し、前日比プラスに転じましたが、その後はドル円が円高に向かったことから、再び弱含み、引けは前日比‐6.12ポイントの1,297.56ポイントとなりました。引け後16時過ぎにドル円は一旦100円を割り込みました。
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