本日のマザーズ指数は前日比+2.75ポイントの896.89ポイントと小幅高にとどまりました。前週末のイエレンFRB議長の講演や、フィッシャー副議長の発言を受けて、米国の利上げが早まるとの見方が増えたことや、黒田日銀総裁が量・質・金利ともに追加緩和の余地があると発言したことを受け、ドル円が円安ドル高に進んだことから、大型株は強い展開となりましたが、小型株は恩恵がなく活気のない展開となりました。
マザーズ指数の上昇寄与上位銘柄はミクシィ(2121)、そーせい(4565)、ナノキャリア(4571)、下落寄与度上位銘柄はサイバーダイン(7779)、ヘリオス(4593)、アンジェスMG(4563)でした。上昇銘柄数は117(53%)、下落銘柄数は92(42%)、マザーズ市場の騰落レシオは81.3、売買代金は454億円と79億円の減少となりました。
サイバーダインは26日の18時38分に「当社に関する調査レポートについての見解(その2)」を発表しました。シトロン社の8/25のレポートは事実誤認等を含む同社独自の見解に基づくものであって、同社が2016年8月15日に発行した調査レポートと同様、投資家を無用に惑わせる非常に問題のあるものと考える、との見解が示されました。しかし足元戻りを試していたせいか、本日の株価は若干弱含みました。
マザーズ先物概況
マザーズ先物は前日比+2ポイントの892ポイントで一日の取引を終えました。寄付き後は強く899.5ポイントをつけ、900ポイントを上回る堅調な展開が期待されましたが、その後はじり安となりました。先物と現物のスプレッドは若干拡大気味となりました。
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