債券相場は長期債を中心に下落。長期金利は0.745%と2013年9月以来10年ぶりの高水準に上昇した。FOMCが先行きに対してタカ派的だったことに加え、明日の日銀の金融政策決定会合結果と植田日銀総裁の会見を控え、その警戒感から売りが優勢だった。
【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。
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債券相場は長期債を中心に下落。長期金利は0.745%と2013年9月以来10年ぶりの高水準に上昇した。FOMCが先行きに対してタカ派的だったことに加え、明日の日銀の金融政策決定会合結果と植田日銀総裁の会見を控え、その警戒感から売りが優勢だった。
【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。
債券市場は、米FOMCの結果発表を前に、高金利政策の継続を警戒して米長期金利が約16年ぶりの水準に上昇したことに加えて、日銀の政策修正観測も根強く売りが先行して始まり、長期金利は2014年1月以来の高水準を更新した。
その後、この日の日銀国債買い入れオペも、応札倍率の上昇で需給の悪化が示唆されたが、積極的な売買は限られ、終盤にかけてイベント前のポジション調整などの買戻しが入り、下げ幅を縮めた。先物は前日の日中取引終値を小幅上回った。
☆日銀買入オペ(定例)1-3年4250億円、3-5年4500億円、5-10年6750億円、10-25年2000億円。応札倍率は、1.58、2.75、2.40、2.73倍。
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。
債券相場は下落。日銀を含む世界の主要中央銀行の金融政策会合を週内に控える中、前日米長期金利が一時8/21以来の4.33%台を付けたこともあり、全般、警戒感からの売りが優勢だった。
長期金利指標である新発10年債利回りは一時0.72%と、12日に付けた9年8カ月ぶりの水準に並んだ。先週金曜日の日銀関係者の発言報道は、植田総裁が読売新聞のインタビューで答えた内容に対する市場の解釈とのギャップを指摘していたが、日銀会合後の植田総裁の会見で直接真意を確認するまでは、早期政策修正の思惑は変わらないとの見方のようだ。
【メモ】
☆流動性供給入札(389回、残存期間1年超5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.001%、募入平均利回り較差-0.002%、応札倍率3.48(前回4.36倍)。
債券相場は長期債を中心に上昇。前日の20年債入札を順調に通過し買い安心感が広がったようだ。ただ、来週からの金融政策イベントを控え、上値も限定的だった。午後に、日銀植田総裁の読売新聞とのインタビューは、「従来から踏み込んだ内容ではなく、市場の解釈とギャップがある」と、関係者の話としてBloomberg のヘッドラインが流れ、先物中心に買いが先行する場面も見られたが、その後は元の水準に押し戻された。
【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。
債券相場は超長期債を中心に上昇。この日の20年債入札が強い結果となり、安心感から買いが優勢となった。最低落札価格は94円80銭と予想(94円60銭)を大きく上回ったほか、応札倍率は3.94倍と2020年以来の高水準だった。前回の同年入札ではテール(最低落札価格と平均落札価格の差)が96銭となり不調な結果となったが、今回は7銭にとどまった。昨日の日銀買入れオペでも超長期ゾーンの好需給が示されており、同ゾーンには、その水準感から一定の資金が向かったようだ。
先物も入札結果後はやや水準を切り上げたが、やはり日銀の政策変更観測による金利の先高観が強く、買いは続かず引けにかけて上げ幅を縮めた。
【メモ】
☆20年債入札(185回,CPN1.1%)落札結果
最低落札価格94円80銭(1.437%)、平均落札価格94円87銭(1.433%)、応札倍率3.94倍(前回2.80倍)
(事前予想価格94円60銭)
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。