JGBトレーディングフロア(2024年3月13日)

債券相場は超長期債を中心に小幅上昇。明日行われる20年債入札に対する楽観的な見方が長めのゾーンへの買いにつながった。もっとも来週の政策決定会合を前に春闘の行方に関心が向いており、市場参加者の多くは様子見のスタンスとも聞かれた。15日に公表される集計結果が上振れるとマイナス金利解除後の利上げペース加速が意識され金利の上昇圧力が強まるとの見方もあることから、本日のトヨタ自動車の賃上げの満額回答報道で、一時先物が売られる場面も見られた。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年3月12日)

債券相場は小幅安。前日に続き18、19日に開く日銀金融政策決定会合でマイナス金利政策解除やYCCの撤廃観測を背景に売りが優勢だった。一方、警戒されていた5年債入札が無難な結果となり、先物は上昇に転じる場面があった。また注目された日銀植田総裁の国会答弁(参院財政金融委員会)では「個人消費は価格上昇幅が大きかった食料品日用品などの非耐久財消費に弱めの動きがうかがわれる」としたが、債券相場への影響は限られた。

【メモ】
☆5年債入札(166回、CPN0.4%)落札結果
最低落札価格100円11銭(0.376%)、平均落札価格100円13銭(0.3725)、
応札倍率3.99倍(前回3.44倍)、(事前予想価格100円10銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2024年3月11日)

債券相場は下落。18、19日に開く日銀金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除することを示唆する報道が相次いだことを受け、売りが優勢だった。特にYCCの撤廃と新たな量的枠組みの検討報道は、比較的目新しい内容だったこともあり、長期債・超長期債への売り圧力が高まったようだ。もっともマイナス金利解除について市場は、織り込みつつあることやまた15日の春闘の回答集計を見極めるべく様子見ムードの高まりによって下値は限られたようだ。なお先物の中心限月は6月限に移行した。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2024年3月8日)

債券相場は超長期債を中心に下落。次回の金融政策決定会合(3/18~19)でマイナス金利政策を解除するとの観測が強まり売りが優勢だった。一方、日銀が行ったこの日の定例の国債買い入れオペが需給面での下支えとなり、先物が前日比横ばいで引けるなど、中・長期債の下値は限定的。米雇用統計発表を控えていることもあり、参加者が限られた印象だった。ただ夕方に、時事通信社が日銀がYCCを撤廃して新たな「量的」枠組みを検討するとの観測報道が流れ、先物夜間取引で146円を割れる水準まで下落した。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3750億円、3-5年4250億円、5-10年4750億円。
応札倍率は、3.06、2.33、2.42倍。


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JGBトレーディングフロア(2024年3月7日)

債券相場は下落。3/18、19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するとの観測が強まる中、朝方発表された1月の毎月勤労統計調査(速報)で、物価変動の影響を除いた実質賃金が前年同月比0.6%減と市場予想1.5%減を上回り、マイナス幅が13カ月ぶりの水準に縮小したことや、この日、島根県金融経済懇談会で挨拶を行った中川審議委員が「日銀の物価見通し実現の確度が少しずつ高まっている」としたこと、また植田総裁も国会答弁で「物価目標実現見通せれば、大規模緩和の修正を検討」、「物価目標実現の確度、引き続き少しづつ高まっている」と発言したことなどが売りにつながった。2年債が0.19%に上昇したほか、この日の30年債入札が不調に終わったが、一方で長期金利は2ベーシス上昇の0.730%、先物は19銭安と下げ幅は相対的に限られたようだ。一部でマイナス金利解除後の利上げパスがまだ見通せていないか、物価目標実現が相当緩やかな状況になるとの見方が長期金利の上昇を抑えているとの声も聞かれた。

【メモ】
☆30年債入札(81回リオープン、CPN1.6%)落札結果
最低落札価格96円30銭(1.790%)、平均落札価格96円67銭(1.770%)、
応札倍率2.93倍(前回3.18倍)、(事前予想価格96円55銭)


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