JGBトレーディングフロア(2025年5月15日)

債券は下落。米長期金利が上昇したほか、日銀の利上げ観測が復活していることから売りが優勢だった。この日行われた5年債入札は最低落札価格が予想を下回るなど低調な結果となった。また新発30年債利回りは一時6bps高い2.98%と前日に続き大幅に上昇し、2000年に付けた過去最高(3.03%)に迫った。13日の入札は波乱なく消化されたが、金利上昇に歯止めがかからない状況。日銀が6月に行う国債買い入れ減額計画の中間評価で減額が拡大される可能性も意識されているとの見方。

【メモ】
☆5年債入札(178回、CPN1.0%)落札結果
最低落札価格100円03銭(0.993%)、平均落札価格100円09銭(0.980%)、応札倍率3.19倍(前回3.84倍)、(事前予想価格100円07銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年5月14日)

債券相場は長期債が下落。米中の関税率引き下げ合意を受けた日銀の利上げ観測の復活が重しになった。スワップ市場が織り込む日銀の年内利上げ確率は7割程度に上昇した。無難に通過した前日の30年債入札を受けて上昇した超長期債も再度売り戻された。財政支出拡張への懸念が根強いことや20年債、40年債と入札が続くこともあり、需給面や流動性の低さが引き続き影響しているようで、本格的な反転に懐疑的との見方。一方で前日に大きく売られた5年債は買戻しが入った。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1-3年2750億円、5-10年3000億円、10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ3.06、3.08、2.49倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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JGBトレーディングフロア(2025年5月13日)

債券相場は中長期債が下落。米中が関税率の大幅な引き下げで合意したことを受け、リスク選好姿勢が強まった。一方この日行われた30年債入札は、応札倍率はやや弱めだったが、最低落札価格が予想と一致する無難な結果となり、30年債中心に超長期債は上昇した。ただ懸念されたイベントをいったん消化したことで超長期債の買い材料になったが、根本的な需給懸念は解消されてなく、先行きは依然慎重な見方。生保など投資家も、慎重姿勢を崩しておらず淡々と平準的に買っていく状況との声も聞かれた。

【メモ】
☆10年債入札(82回、CPN1.8%)落札結果
最低落札価格96円10銭(2.008%)、平均落札価格96円40銭(1.992%)、応札倍率3.07倍(前回2.96倍)、(事前予想価格96円10銭)


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JGBトレーディングフロア(2025年5月12日)

債券は下落。米中貿易協議を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まったほか、明日の30年債入札に対する警戒感から売りが膨らんだ。米中の関税対話も道半ばの中、様子見スタンスを貫く投資家も多く超長期は買い手不足の状況との見方。新発40年債利回りは一時3.44%と過去最高を更新し、新発30年債利回りは2.955%と約25年ぶりの高水準を付けた。超長期債の入札は30年債を皮切りに4週連続で予定されており、需給の厳しさが意識されている。
なお、日本時間午後4時に米中貿易協議の共同声明「米国は中国に対する関税率を14日までに145%から30%に引き下げ、中国は米国産品に対する関税率を125%から10%に引き下げる。」が伝わり、JGB先物の夜間取引は、日中終値より60銭ほど安い139円40銭前後で推移している。(18:00現在)

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年5月9日)

債券相場は下落。米長期金利が大幅上昇したことやリスク選好の高まりで安全資産の債券を売る動きが強まった。超長期債の需給不安も根強く、13日に入札を控えた新発30年債利回りは04年以来の高水準(2.905%)を付けた。
大手生命保険会社の積極的な買い姿勢が見られない限り、他の投資家も買いに回れないとの見方。
ただ、中長期債については相対的に金利の上昇は抑えられており、押し目買いも入っているとのこと。また政府・自民党が経済対策として消費税減税を実施しない方針を固めたとの報道は、超長期債にとって久しぶりの好材料になり得るとの声も聞かれ、超長期債相場の底打ちも近いのではとの声も聞かれた。

【メモ】
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