高配当&株主優待銘柄スクリーニング(2017年2月、3月権利付き分)

そろそろ3月末が意識される頃合いです。そこで今回は、2月、3月に配当があり、かつ、年1回だけしか配当を行わない、且つ、優待のある銘柄をピックアップしてみました。

表1.スクリーニング結果(2月1日引け時点)

 足元の動きを見るために、2,3月に一括配当と優待のある銘柄群(グループ1)、2,3月に一括配当のみがある銘柄群(グループ2)、TOPIXの10月以降の動向を比較してみました。それがチャート1です。
 チャート1を見るとグループ2が最もリターンが高く、その次がグループ1となり、共にTOPIXのパフォーマンスを上回っていることが分かります。
 ボラティリティはグループ1が最も小さくなっています。リスク辺りのリターンを見てみると、グループ1が良くなっています。

チャート1(2016年10月以降)

表2 リスクリターン


本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

【今週の市場テーマ探索】(2017年2月1週)

1/27上場のシャノンが値上がり1位。公募価格は1,500円で初値6,310円からは5%の値上がり。
2位のプラザクリエイトは1日、自己株135万株(318円)をソフトバンクに処分すると発表し、3日連続のストップ高。
東京コスモス電機は1/31車載フィルムヒーターを開発し、トヨタから受注したことから2日連続のストップ高となり、値上がり率3位となった。
値下がり1位のパートナーエージェントは29年3月期の営業利益予想を51.6%引き下げ26%下落。
2位のブレインPは29年6月期の連結営業利益予想を36.2%引き下げ24%下落。3位のカカクコムも業績予想を下方修正した。3月期決算企業では通期見通しの上方修正が続いているが下方修正の企業の株価は特にさえない展開だ。


本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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トランプ大統領当選後、市場のボラティリティはどうなった?

世界に混乱を招き始めているといわれるトランプ大統領ですが、その当選前後で株式、為替のボラティリティはどうなったでしょうか、見てみましょう。

今回使う数値は、2016年11月~2017年2月2日までの数値(トランプ氏当選後の世界)、2016年8月~2016年10月までの数値(アフターBrexit、ビフォートランプ氏当選後の世界)、2016年1月~2016年10月の数値としました。

各資産のボラティリティ(年率・256日で計算)を以下の表で確認できます。

これらを見てわかることは、現状、各国で株式のボラティリティがかなり低下しているということ。しかし一方で、為替市場は通常通りのボラティリティで動いています。

株式市場のボラティリティは平均回帰に向かい、上昇する可能性が高いかも知れません。しかし、それは暴落などを意味するのではなく、普通の状態に回帰するということであると、現状では考えています。就任後のボラティリティもデータが集まれば作りたいところです。


本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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【今週の市場テーマ探索】(2017年1月4週)

値上がり1位のゴルフ・ドゥは、1/23新規事業スタート記念に株主優待制度を変更し、月曜日から3日連続のストップ高。2位の第一化成は11月にアメリカの合成皮革製品販売関連会社を完全子会社化することを発表してから上昇基調。今週、11月の安値からは3倍の水準まで株価は上昇。3位のリミックスポイントは子会社がビットコインなど仮想通貨の店舗決済サービスの開始を発表し、69%の値上がり。
値下がり1位はティーアンドシーメディカルサイエンスで、1/24よりJASDAQ債務超過および業績基準に係る監理銘柄(確認中)に指定された。2位の日立工機はTOBと合わせた特別配当の権利落ちによりに大幅下落。5位の富士通ゼネラルは談合があったとして、公正取引委員会が課徴金の支払いを命じる可能性があり、引当金79億を特別損失に計上し、株価は15%の下落。1/10には上場来高値2,720円をつけていた。

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日経平均高配当株50指数ETFに関して

日経高配当株50指数ETFが2月13日より上場されます。

日経平均高配当株50指数は日経平均構成銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄から構成される、配当利回りウェート式の株価指数で、それプラス流動性を加味した指数となっております。また、指数でよく問題指摘される、一銘柄へのウェートの偏りをなくすため、一銘柄のウェートが5%以内となるようにウエートキャップがつけられています。

 

高配当銘柄が集められたこの指数のパフォーマンスが気にかかるところなので、以下に示してみました。ここでは配当の効果を見るために、配当を再投資して作成されるトータルリターンインデックスを使い、日経平均とその動向を比較してみました。比較のために2002年1月4日の値を100としました。

チャート1を見ると、日経平均高配当株50指数が日経平均を大きくアウトパフォームしていることが分かります。

リスクはいかがでしょう。各々のボラティリティを見たのがチャート2です。

多くの期間において、日経高配当株50指数のボラティリティの方が低くなっております。

以上の観点から見ると、日経高配当株50指数は収益面でもリスク面でも大変優れたものとなっております。そのため、年金の運用やそのほか長期的な運用に、この指数を基にしたETFを組み入れることにより、良い結果がもたらされることでしょう。

日経平均との違いを感じていただくため、表1に寄与度トップ10銘柄を掲載いたしました。

チャート1(緑線:日経平均高配当株50指数、青線:日経平均)

チャート2(緑線:日経平均高配当株50指数、青線:日経平均)

表1.各指数のウェイトトップ10

 

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