世界に混乱を招き始めているといわれるトランプ大統領ですが、その当選前後で株式、為替のボラティリティはどうなったでしょうか、見てみましょう。
今回使う数値は、2016年11月~2017年2月2日までの数値(トランプ氏当選後の世界)、2016年8月~2016年10月までの数値(アフターBrexit、ビフォートランプ氏当選後の世界)、2016年1月~2016年10月の数値としました。
各資産のボラティリティ(年率・256日で計算)を以下の表で確認できます。
これらを見てわかることは、現状、各国で株式のボラティリティがかなり低下しているということ。しかし一方で、為替市場は通常通りのボラティリティで動いています。
株式市場のボラティリティは平均回帰に向かい、上昇する可能性が高いかも知れません。しかし、それは暴落などを意味するのではなく、普通の状態に回帰するということであると、現状では考えています。就任後のボラティリティもデータが集まれば作りたいところです。
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