債券相場は長期債を中心に下落。米長期金利の上昇に加え、ドル円相場がおよそ33年ぶりの155円台まで円安が進み、日銀が明日の金融政策決定会合結果でタカ派的な姿勢を強めるとの警戒感から売りが優勢だった。市場ではYCC撤廃後も維持されている国債買い入れ額について減額修正が行われるとの観測が根強く、前回2022年9月同様に本邦当局による円買い介入もそのタイミングで行われるのではとの見方もあるようだ。
【メモ】
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日本国債並びに日本国債先物市場で気になるポイントをとりあげます。
債券相場は長期債を中心に下落。米長期金利の上昇に加え、ドル円相場がおよそ33年ぶりの155円台まで円安が進み、日銀が明日の金融政策決定会合結果でタカ派的な姿勢を強めるとの警戒感から売りが優勢だった。市場ではYCC撤廃後も維持されている国債買い入れ額について減額修正が行われるとの観測が根強く、前回2022年9月同様に本邦当局による円買い介入もそのタイミングで行われるのではとの見方もあるようだ。
【メモ】
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債券相場は小幅安。前日の米金利低下の流れを引き継ぎ買いが先行するも、この日の定例の日銀国債買い入れオペの結果が弱かったことを受けて午後からは売りが優勢となった。週末の日銀金融政策決定会合を前に参加者は様子見姿勢を強めており、下値を積極的に売る動きとはならないものの、ドル円相場が依然円安基調にあることから何らかの政策変更を警戒する向きが上値をおさえているようだ。
【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年4250億円、5-10年4750億円、10-25年1500億円、25年超700億円、物価連動債600億円。
応札倍率は、3.24、2.70、2.11,2.53倍。
債券相場は超長期債中心に下落。日銀金融政策決定会合を週末に控える中、国債買入れの減額修正観測や、また生保各社が今年度運用方針で超長期の購入に慎重な姿勢を示したことなどが売りにつながった。5年国債利回りは一時13年ぶりの水準(0.50%)に上昇した。この日の2年利債入札は無難な結果となり相場への影響は限定的だった。
【メモ】
☆2年債入札(460回、CPN0.3%)落札結果
最低落札価格99円98銭5厘(0.307%)、平均落札価格99円99銭4厘(0.303%)、
応札倍率3.48倍(前回4.07倍)、(事前予想価格99円95銭5厘)
債券相場は下落。前週末の中東情勢の緊迫化によるリスク回避の買いが巻き戻されたほか、日銀金融政策決定会合を今週末に控える中、植田総裁が19日ワシントンのピーターソン国際経済研究所での講演がややタカ派的だったことで、足元で燻っている国債買い入れ減額に対する警戒感が強まった。
【メモ】
☆~植田日銀総裁、物価上昇続けば「利上げ可能性高く」(日経)
債券相場は上昇。中東情勢の緊迫化を受けて金融市場でリスク回避の動きが広がり、米国債が時間外取引で急上昇、連れる形で国内債も先物中心に買い戻し圧力が強まった。ただ午後に入って国内株が下げ渋り、米国債も買いが一巡するなど一連の動きは弱まり、債券相場は上げ幅を縮めた。先物6月限は4月10日の米国CPI発表以降の戻り高値高値144円92銭を付け、また新発10年債利回りも一時0.825%に低下した。
【メモ】
☆イスラエルがイラン攻撃 ドローンか、空港周辺で爆発音