JGBトレーディングフロア(2020年5月29日)

債券相場は超長期債を中心に下落。日銀がこの日の買いオペでオファー額を据え置いたため、国債の増発を前に先行して6月分より買い入れ額を増やすのではとの期待が後退した。実際、夕方公表された6月のオペ運営方針では、超長期ゾーンをはじめ、1年以下と1-3年の区分が据え置き、3-5年は回数が増えるもオファー上限が引き下げられ、また5-10年はオファー額の下限の引き上げのみで、全体的に微調整にとどまった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、3-5年3500憶円、5-10年3700憶円、10-25年1200億円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ2.10倍、2.56倍、3.99倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年5月28日)

債券市場では中短期債が上昇。前日に2次補正に伴う国債増発の計画が示され、警戒されたこの日の2年利付国債入札が順調な結果となり、買いが優勢となった。一方で超長期債は軟調となり、イールドカーブはスティープ化。
明日の日銀オペと、夕方に発表される6月の買いオペ方針が注目されており、7月からの国債増発を前にオファー額の増加を予想する向きもあるようだ。

【メモ】
☆2年債入札(413回債,CPN0.1%)入札結果
最低落札価格100円54銭0厘(-0.169%)、平均落札価格100円54銭6厘(-0.172%)、応札倍率5.28倍(前回5.43倍)。(事前予想中央値100円53銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年5月27日)

債券市場では中期債が下落。第2次補正予算編成に伴う国債の市中発行額が中短期ゾーンを中心に増額されるとの観測から上値の重い展開。あすの2年債入札を控えた売りもあったようだ。一方で、午後におおよその発行計画が伝わってからは、先物に買戻しが入り、超長期債も増額規模が予想の範囲で買いが優勢となった。

☆カレンダーベース国債市中発行55兆円超増額。7月以降の毎月の発行額は1年の短期割引国債(TB)を1.1兆円、2年債を0.6兆円、5年債を0.4兆円、10年債を0.3兆円、20年債を0.2兆円、30年債を0.1兆円それぞれ増やし、年間で24.3兆円、6カ月TBを年30兆円超増額。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年5月26日)

債券市場では超長期債相場が続落。あすに政府の第2次補正予算案の決定を控えて、国債増発懸念が引き続き相場の重しとなった。ただ、国債市場特別参加者会合などで、ある程度の見通しが立っていることや、一方で日銀の買入れの増額も見込まれており、売り進む動きも限られた。

【メモ】
☆40年債入札(13回債,CPN0.5%)入札結果
募入最高利回り(0.505%)、発行価格99円82銭(応札倍率3.06倍(前回2.66倍)。
☆日銀黒田総裁「「当面、厳しい状態が続く」。
(金融政策運営は)「感染症の影響を注視して、必要があれば躊躇(ちゅうちょ)なく積極的な金融緩和を積極的に講じる考えだ」。
(具体策として)「資金繰り支援の特別プログラムの拡充やYCCの枠組みにおける長短金利の引き下げ、ETFなどの買い入れの増額などが考えられる」、が「新たな方策が必要になるかもしれない」と語った。(参院財務金融委員会)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年5月25日)

債券相場は超長期債中心に下落した。明日の40年債入札を控える中、先週22日に開かれた国債市場特別参加者会合の議事要旨において第2次補正予算に伴う長期、超長期債の発行増額の余地も示されたことでやや需給懸念が強まった。
一方で、この日も中長期対象の日銀オペが行われ、応札倍率は比較的低めの結果がこのところ続いているが、相場への影響は限定的だった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年3400憶円、3-5年3500憶円、5-10年3700憶円、物価連動債300億円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ2.80倍、2.03倍、2.54倍、4.37倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会