JGBトレーディングフロア(2022年3月23日)

債券相場は続落。パウエルFRB議長の大幅利上げ発言に続き米地区連銀総裁からのタカ派的な発言を受けて米長期金利の上昇が続いたため売り優勢の展開となった。日銀の介入が警戒される10年金利の上昇幅は限られたが、この日の日銀買いオペでは、5-10年ゾーンの応札倍率が高めとなり、売り需要の強さが示された。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、 1-3年4500億円、3-5年4500億円、5-10年4250億円。(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ1.95、2.11、2.50倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年3月22日)

債券相場は下落。新発10年債の利回りは約1カ月ぶりの水準0.215%を付けた。パウエルFRB議長が必要に応じて利上げ幅は0.25%より大きくする用意があると発言し、米国金利が大幅に上昇したため売り圧力が掛かった。ただその後は日銀による介入(指値オペ)を警戒して、下げは限定的となり、介入の可能性が低い超長期ゾーンとの金利差は拡大した。

【今週のスケジュール】
3/21
<国内予定>
祝日(春分の日)
<海外予定>
【米国】米FRB議長,アトランタ連銀総裁講演(全米企業エコノミスト協会)
【欧州】EU外相理事会
【その他】中国1年・5年物ローンプライムレート(LPR)
<海外決算>
ナイキ

3/22
<国内予定>
*****
<海外予定>
【米国】BISイノベーションサミットECB総裁,ニューヨーク連銀総裁参加 / クリーブランド連銀総裁講演 / サンフランシスコ連銀総裁討論会参加(オンライン)
【欧州】ドイツ5年債入札
【その他】*****
<海外決算>
小米集団 / アドビ

3/23
<国内予定>
日銀国債買いオペ(1-3年,3-5,5-10年)
日銀,社債買い入れオペ(3-5年) / 営業毎旬報告(3月20日現在) / 景気動向指数(1月) / 工作機械受注(2月)
<海外予定>
【米国】BISイノベーションサミット,米FRB議長,英中銀総裁参加 / 米新築住宅販売件数(2月)
【欧州】ユーロ圏消費者信頼感指数(3月) / 英CPI(2月)
【その他】*****
<海外決算>
テンセント

3/24
<国内予定>
流動性供給入札(残存期間1年超5年以下) / 国庫短期証券(6カ月)入札 / 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(1月17-18日分) / 東芝臨時株主総会 / 片岡日銀審議委員あいさつ, 会見(青森県金融経済懇談会,オンライン) / 全国百貨店売上高(2月) / 東京地区百貨店売上高(2月)
<海外予定>
【米国】アトランタ連銀総裁オンライン討論会参加 / 米経常収支(4Q) / 米耐久財受注(2月) / マークイット米製造業・総合・サービス業PMI(3月)
【欧州】マークイット・ユーロ圏製造業・総合・サービス業PMI(3月) / ECB経済報告 / EU首脳会議(ブリュッセル) / 北大西洋条約機構(NATO)緊急首脳会議(ブリュッセル) / スイス中銀,政策金利発表
【その他】
*****

3/25
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 日銀新型コロナ感染症対応金融支援特別オペ / 東京CPI(3月)
<海外予定>
【米国】ニューヨーク連銀総裁講演(オンライン) / ミシガン大学消費者マインド指数(3月) / 中古住宅販売成約指数(2月)
【欧州】ユーロ圏マネーサプライ(2月) / 独IFO企業景況感指数(3月)
【その他】
*****


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年3月18日)

債券相場は下落。米長期金利が時間外取引で上昇したことを受けて国内債も売りが優勢の展開。日銀金融政策決定会合は金融政策の現状維持を決め相場の反応は限定的だった。

【メモ】
☆黒田日銀総裁会見要旨(Bloomberg引用)
【為替相場について】「円安が全体として日本経済にプラスとの構図に変化ない」「円安による経済へのマイナス、少なくとも現状では間違い」「金利差拡大で直ちに円安になるとは思っていない」「日銀が為替を動かす政策をとる必要もないし、権限もない」

【物価情勢】「消費者物価上昇率は4月以降、当分の間2%程度の伸びとなる可能性もある」「最近の輸入物価上昇は円安より資源価格上昇の影響が大きい、好ましい物価上昇ではない」「商品価格上昇で物価上昇率が2%になっても目標達成ではない」「日米欧は現時点でスタグフレーションの懸念ない」

【金融政策】「当面は感染症の影響を注視し、必要なら躊躇なく追加緩和を行う」「日本が金利を上げる必要は全くない」「商品市況が上昇し物価上昇率が2%になっても政策修正を意味しない」

【ウクライナ情勢】「景気・物価への影響、極めて不確実性高い」「さまざまな経路で世界経済・物価に影響」「ロシア国債がデフォルトする可能性はあるが、日米欧の金融システムに影響ない」など。


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JGBトレーディングフロア(2022年3月17日)

債券相場は先物が小幅高。注目のFOMCは、25bpsの利上げと先の見通しがややタカ派寄りの見解となったことで国内債も売り先行で始まった。その後は米長期金利が時間外取引で低下したことで徐々に下げ幅を縮めた。
明日の日銀決定会合の結果公表を控える中、この日の午前に黒田総裁は、参議院予算委員会での答弁で「(物価2%が安定、持続すれば大幅緩和の出口は検討されるも)具体的に論じるのは時期尚早」と述べたことも下支えにつながったとの見方。


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JGBトレーディングフロア(2022年3月16日)

債券相場は上昇。原油価格の下落でインフレ高進への警戒感がやや弱まり、米長期金利の上昇一服とともに国内債も買いが先行した。またこの日、日銀が実施した国債買いオペで需給の良さが示され、相場の下支えとなった。もっとも、あす未明に結果が発表されるFOMCを前に様子見ムードも強く、上値は限定的だった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、 1-3年4500億円、3-5年4500億円、5-10年4250億円、25年超500億円。(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ2.37、1.85、1.58、3.39倍。


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