JGBトレーディングフロア(2025年1月16日)

債券相場は上昇。米国で昨晩発表された昨年12月の消費者物価指数(CPI)で食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが予想を下回ったことで利下げ観測が再浮上し長期金利が大幅に低下したことを受けて国内債も買いが優勢だった。またこの日の20年債入札が順調に消化されたことも支えになった。このところ利回りが上昇して魅力が増したことに加え、米金利の上昇が一服したことで買い安心感が生じたようだ。

【メモ】
☆20年債入札(191回、CPN2.0%)落札結果
最低落札価格100円20銭(1.985%)、平均落札価格100円24銭(1.983%)、応札倍率3.79倍(前回3.38倍)、(事前予想価格100円05銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年1月15日)

債券相場は下落。新発30年債利回りは2.355%と09年以来の高水準を付けた。この日、日銀が実施した国債買い入れオペの結果が弱かったことに加えて、全国地方銀行協会に出席した日銀植田総裁の「今年も経済・物価情勢の改善が続くなら、政策金利を引き上げて金融緩和度合いを調整する」との発言を受けて、来週の決定会合での利上げ観測が高まった。
来週の会合はいわゆるライブで、それまでボラティリティーの高い状況が続き、国債を積極的には買いにくいとの見方のようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3000億円、3-5年3000億円、5-10年3250億円、25年超750億円。応札倍率は、それぞれ2.60、3.34、3.03、2.70倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2025年1月14日)

債券相場は大幅安となり、新発40年債利回りが2.76%と過去最高、また新発10年債と新発20年債の利回りも2011年以来の高水準を更新した。先週末発表の米雇用統計が予想を上回り、米長期金利が一段と上昇したことが背景。売り先行後は、日銀金融政策決定会合を来週に控えて利上げ観測がくすぶる中、この日行われた氷見野副総裁の発言が注目され神経質な展開が続いた。氷見野副総裁は午前の講演で、来週の決定会合で「利上げを行うかどうか議論し、判断したい」と発言、また午後の会見では、トランプ米次期大統領の20日の就任演説や消費者物価などをみて判断する考えを示した。同日行われた5年債入札は利回りの上昇により需要が喚起され、順調な結果となった。

【メモ】
☆氷見野副総裁講演「最近の金融経済情勢と金融政策運営~神奈川県金融経済懇談会における挨拶~」
https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2025/data/ko250114a1.pdf
☆5年債入札(175回、CPN0.9%)落札結果
最低落札価格100円10銭(0.876%)、平均落札価格100円11銭(0.876%)、応札倍率3.82倍(前回4.42倍)、(事前予想価格100円10銭)


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JGBトレーディングフロア(2025年1月10日)

債券相場は下落。米雇用統計や連休明け14日に行われる日銀の氷見野良三副総裁の講演など重要イベントを控え様子見姿勢が強まる中、取引終了にかけて先物主導で下げ幅を拡大した。特に材料のない中で先物と10年債を中心に売られたようで、海外投資家とみられる投機筋が米雇用統計前に売りポジションを作っているのではないかとの声も聞かれた。先物は夜間取引に入って、「日銀関係者の話としてコアコアCPI見通しの上方修正の公算」のニュースヘッドライン(その後、詳細は報道無し)をきっかけに、140円台に下落している(18:00現在)

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年1月9日)

債券相場は上昇。30年債利回りは10年以来の高水準の2.35%を付けるも、この日の同年債入札では事前予想を上回り、投資家需要の強弱を反映する応札倍率が20年11月以来の高水準(3.72倍)となったことで、午後から買い優位となった。ただ、1月は超長期債の入札が続き、米金利先高観もあるため、21日の40年債入札をこなせるめどが付かないと、金利の上昇や高止まりが続く可能性はあるとの見方。今晩の米国市場は、短縮取引となることもあり、先物はやや動意薄の印象。

【メモ】
☆30年債入札(85回、CPN2.3%)落札結果
最低落札価格99円90銭(2.305%)、平均落札価格99円92銭(2.304%)、応札倍率3.72倍(前回3.46倍)、(事前予想価格99円75銭)


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