債券相場は下落。ムーディーズが米国の信用格付けを引き下げ、米長期金利が上昇したことを受けて売りが優勢だった。格下げは以前より予想されていたこともあり、国内債券相場への影響は限定的に見えるが、米国では物価上昇と景気悪化が同時進行するスタグフレーションへの懸念も強まっており、米国資産への不安が高まれば、さらなる影響も否めないとの見方。
また、国内の財政拡張リスクにも焦点が向きやすくなるとの声も聞かれた。この日、日銀は定例の国債買入れを通知、25年超対象のオペの入札結果がやや弱かったことで午後に先物が下げ幅を広げた。
【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年2750億円、3-5年2750億円、5-10年3000億円、25年超1350億円。応札倍率は、それぞれ2.15、1.97、1.66、2.31倍。
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