このところ最も注目されるのは米国のトランプ大統領の動向です。今後の予定から足元注意すべきイベントを挙げるとともに、動向のチェックに利用しやすいと思われるサイトの紹介を行います。
今後注目すべきは、2月28日の一般教書演説が挙げられます。一般教書演説は、大統領が国の現状と課題を挙げるものであるため、トランプ大統領が実際にどのような政策を行うかを見るうえで非常に重要であると見られます。また、大規模な減税政策もこのころまでに発表されると思われます。そのため、現在マイルドな動きとなっている株式市場の動きが激しくなる可能性が考えられます。
次いで注目されるのが3月15日の債務上限期限です。夏までの延長は可能ですが、債務上限が引き上げられなければ、減税もインフラ投資もできないことから、これを簡単にこなせるか否かも、一つ相場の先行きを見るうえで重要です。
また、その前後に予算教書が議会に対して提出されます。予算教書と一般教書で政策の方向性が示されるでしょうが、立法権は議会が持っています。議会の協力が得られるかが、政策を実行できるかのカギにもなるため、政権の今後を見るうえで重要な時期に入ると言えます。
その動向をレポートなどでチェックするのも良いですが、やはり何が起こったかは直接確認しておきたいところです。そこで参考になるサイトを以下では挙げます。
WHITE HOUSE
https://www.whitehouse.gov/#page
やはり直接情報を取るのがベストですが、量が多く、時間がかかります。
外務省 アメリカ合衆国 米国経済に関する資料
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/keizai/usakeizai.html
予算教書、大統領経済報告は翻訳されていますが、一般教書はWHITE HOUSEへのリンクで、英語で読まないといけません。
NHK トランプ大統領ページ
http://www3.nhk.or.jp/news/special/45th_president/
リアルタイムでニュースがアップされており、一般教書演説の翻訳も速そうです。
ロイター トランプ新政権特集
http://jp.reuters.com/news/world/uselection
支持率や各種調査があり、政権の現状が一目で理解できます。
Bloomberg TRACKING TRUMP
https://www.bloomberg.com/features/trump-daily/#/
トランプ大統領がいつ、何を行ったかのニュースと共にそのニュースがタグ付けされており、何にかかわることが起こったのか日を追って分かりやすいサイトです。
その他各種研究機関からレポートが出されています。これらを駆使して、今後動きが活発化すると見られる米国の動向を注意深く観察したいところです。
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