IPO堅調でマザーズ市場が盛り上がる(2017年2月23日)


株式市場概況

日本株はまちまちな展開となりました。大型株は売り優勢、一方で小型株は買われる展開となり、TOPIX指数は前日比-0.84ポイント(-0.05%)の1556.25ポイントと小幅安となる一方、マザーズ指数は+1.27%と大幅高となりました。

小型株の上昇をけん引したのは本日新規上場の3銘柄でした。初日に価格が付いたのは、東証マザーズに上場したレノバ(9519)で、初値1,125円(公開価格750円)、終値は1,425円となりました。その他に新規上場したユナイテッド&コレクティブ(3557、マザーズ市場上場)、フュージョン(3977、札幌アンビシャス上場)の2銘柄は、本日は初値が付かず明日に持ち越されました。

このようなIPO市場の好調に、投資家は上値が重い大型株から小型株へと資金をシフトさせたことが、マザーズ市場の好調につながりました。

セクター別では鉱業、空運、倉庫・運輸が強く、証券・商品、非鉄金属、鉄鋼が値下がりしました。スタイルインデックスではマザーズ指数が1%以上上昇し、REIT指数が+0.67%とそれに続きました。それ以外のインデックスは+0.14%から-0.28%と、ここ最近の変動に大きな差がない傾向が継続しています。小型への資金シフトが継続するのか注目されます。


個別では、昨日、配当の大幅引き上げを発表したバンダイナムコ(7832、前日比+55円、終値3,225円)の株価は2%弱の上昇と、期待ほど上昇率は大きくなりませんでした。

本日引け後の適時開示情報では、イフジ産業(2924)が東証2部から東証1部への指定が承認されたことが発表されました。

 

近くある大きなイベントとしては、2月28日に行われるトランプ大統領の一般教書演説があります。この前後に減税政策も発表されると見られ、市場の緊張感は高まります。来月は予算教書、債務上限引き上げ期限など様々なイベントが控えており、ここのところ変動率に乏しかった市場の動きも活発になると考えられます。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比13.17ポイントの1046.96ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は97(42.7%)、下落銘柄数は120(52.9%)、変わらずは10(4.4%)、売買代金は前日比128億円の1286億円と前日比で増加しました。

上昇寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比72、終値1,814)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比44、終値332)、Gunosy(6047、前日比145、終値2,550)、下落寄与度上位銘柄はユナイテッド(2497、前日比-43、終値2,182)、マイネット(3928、前日比-165、終値3,395)、ベイカレント・コンサルティング(6532、前日比-23、終値1,200)となりました。売買代金上位銘柄はJMC(5704、前日比388、終値2,880)、アスカネット(2438、前日比-28、終値2,107)、WASHハウス(6537、前日比-60、終値8,340)でした。

マザーズ先物は前日比13ポイントの1047ポイントで一日の取引を終えました。出来高は216枚でした。

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