ウィークリーレポート(2019年2月15日)

2/15金曜日の日本市場は、閣僚級会議が北京で行われている最中でもあり、警戒感から日経平均▲239円と株安の動きとなっていましたが、NY市場は日本時間引け後に発表された米中閣僚級会議の声明を受けNYダウ+443ドル高となりました。
前週2/8に続き、日本時間でリスクオフとなり(日経平均▲418円)、夜間NY時間に下げ幅を切り返す(NYダウ▲63ドル)展開でした。

(読売新聞) 米中 来週3度目協議 閣僚級 知財隔たり大きく
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190209-OYT1T50110/

【米中閣僚級会議に関するニュースまとめ】
・米中は主要な問題で「原則的に一致」(中国国営TV)
・ワシントンで米中閣僚級会議を継続(日時不明、”来週”と表現される)
・米中首脳会談への道筋をつけるための覚書作成に着手
・3/1に米中貿易協議交渉期限、ただし、トランプ大統領は60日間の延期も示唆
・通商協議、妥結すれば中国製品への関税撤廃とトランプ大統領

米中双方ともに進展はあったと前向きなコメントを出してはいますが、具体的な内容についてはなにも語られず、不透明感はぬぐえませんが、トランプ大統領が交渉期限の延期と関税撤廃の可能性に言及するようになった点が大きな変化です。

引き続きヘッドラインに左右される展開は続くと思われますが、これまでよりアップサイドへのブレがおおきくなりそうです。

 

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