9月は4,5日にG20があり、6-8日に東アジアサミットなどがあります。安倍首相は2日に日ロ首脳会談行い、東アジアサミットで日米首脳会談もある模様です。また月末には日銀政策決定会合(20,21日)、FOMC(同)も控えます。
米国ではレイバー・デイが終わると夏休みが終わるといわれます。今年のレイバー・デイは9月5日となります。ちょうど雇用統計の発表が終わり、利上げを織り込むか否かというところに、休みを終えて気力に漲った大口の投資家たちも戻ってきます。そのため、雇用統計の値が良い場合、9月のFOMCにおける利上げを織り込みに、派手に動く可能性があります。
これまでは年内の利上げは1回との見通しでしたが、9月に行われるとすると年内2回というのがコンセンサスになります。そうすると為替はドル高方向に動き、債券利回りは若干上昇します。そうすると米国株は若干安くなりますが、日本株は強いというここ最近の流れが強化されるでしょう。
雇用統計の前哨戦とされるADP雇用統計は予想を若干上回る流れとなっており、市場は9月の利上げを織り込みに動き始めています。一先ずは今週末の雇用統計後の動きに乗りたいところです。
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