マザーズ指数は前日比12.29ポイント上昇し、912.67ポイントで取引を終えました。上昇寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、ミクシィ(2121)、エナリス(6079)、下落寄与度上位銘柄はイーガーディアン(6050)、GNIグループ(2160)、エボラブルアジア(6191)となりました。上昇銘柄数は122、下落銘柄数は87、変わらずは13でした。本日引け時点のマザーズ市場の騰落レシオは75.52となっております。
イーガーディアンは8月1日の決算発表以降強い展開となっていましたが、一旦調整が入る形となりました。GNIグループは、本日引け後に発表される決算を前に売られました。決算の内容は、営業利益の赤字幅は想定の範囲内とみられますが、売上高は予想ほど伸びておらず、金融費用の増大により当期利益の赤字幅が膨らんでいました。エボラブルアジアは9日に7月の取扱高を発表し、内容が予想ほどでなく売られました。
本日引け後に発表された、マザーズ指数寄与度トップのそーせいの平成29年3月期第1四半期決算は売上収益150.82億円、営業利益は129.55億円、税引き前利益135.15億円、当期利益110.97億円となりました。営業利益は通期見通しに対し進捗率76%と高くなっており、好感できる内容です。CYBERDYNEは売上高が60%増加したものの、営業利益、四半期純利益は赤字幅が拡大しています。
直近上場銘柄の動向は今一つとなっています。引け後、9月14日に3銘柄がマザーズ市場に新規上場することが発表されました。
東証マザーズ先物の引け値は906.5ポイントと前日比で+8ポイントとなりました。出来高は342枚と昨日に引き続き少なくなっています。前日時点での建玉は3148枚です。現物株市場の引け後下げているのを見ると、そーせいの決算を引け後に備えて、ヘッジ売りを行う動きがあったのだと想定されます。しかし、そーせいの決算は良い値であったため、金曜日は買い戻しの動きがあるのではないでしょうか。
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