2018年大発会は741円高、続く5日も208円高と、わずか2営業日の週でしたが約950円高となりました。大発会に続き5日も東証一部売買代金が3兆円を超える中、セクター別では、証券・商品先物がTOPとなる一方、小売業やサービス業といった内需系が出遅れる形となりました。
多くの海外企業が決算期末を迎える年末にはドル調達コストは93.5bpまで拡大しましたが、年明け後は20bpまで一気に縮小し、実質的な内外金利差の拡大から113円を回復するまで円安が進行する形となりました。
来週月曜日は成人の日で祝日となり、4営業日となります。11日(木)は有価証券オプションの最終取引日、12日(金)は日経平均オプションSQ日となります。来週も引き続き堅調な相場となりそうですが、ひとまずは24,200円あたりで上値が重たくなるのではないかと思われます。
気になるニュース:
北米に寒波と嵐、猛発達の低気圧で大荒れに-フロリダでも雪
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-03/P1ZKLQ6KLVSB01
米国は現在、猛烈な寒波に襲われているようです。寒波の影響が長引けば、来月発表される1月分の経済指標に悪影響がでそうです。もちろん、こういった影響は一時的なもので堅調な米国経済の成長トレンドに水を差すものではないのですが、1月分雇用統計が予想外に悪い数値となっても、うろたえないよう備忘録として書いておきます。