ウィークリーレポート(2017年12月29日号)

年内最後の大納会は、日経平均前日比19円04銭安の22764.94円で取引を終えました。昨年の終値は19114.37円でしたので、1年で3650円の上昇となりました。
今年の株高をけん引したのは、9月~10月に4.9兆円大幅買い越しとなった海外投資家でした。日経平均が23000円を超えてからは売り越しに転じましたが、昨日発表された12月第3週の売買動向は再び買い越しとなっています。

年間を通して海外投資家が買い越しになったのは2014年以来で、その間、日本株の買い手に回っていたのは年金基金などが含まれる信託銀行と、日銀のETF買いとみられる自己の買いでした。この2年間の間に、日銀がこんこんと株式ETFを買い続けたのですから、いざ海外投資家が買いに回ると株券が足りない!なんてこともあるかもしれません。
そんな空想に思い浮かべながら、年明けからの株価一段高を祈りつつ年を越したいと思います。

投資部門別売買動向(現物先物合算値、単位:10億円)

 


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