円高の動きから株価は若干の調整に(2017年7月12日)


株式市場概況

 為替市場でドル円が1ドル=113円半ばまで売られたことから、日本株は弱い展開となり、TOPIXは前日比‐0.48%の1619ポイント、日経平均株価は‐0.48%の20,098円となりました。ドル売りの動きは、昨晩のトランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニアが、ロシア人弁護士との面談に関するメールを公開したことにより、政権が不安定になることが要因だった。また今晩、イエレンFRB議長が米議会で証言するのを前に、足元の円安の動きからポジションを手仕舞う向きもありました。
 セクター別では値上がりが4、値下がりが29、上昇率上位はゴム、金属、鉱業、下落率上位は銀行、石油・石炭、その他金融でした。スタイルインデックスは東証2部指数のみが上昇となりました。下落率上位はREIT指数、ミッド400、TOPIXバリューでした。

マザーズ市場概況

 マザーズ指数は前日比-2.17ポイントの1183.6ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は104(44.1%)、下落銘柄数は118(50.0%)、変わらずは14(5.9%)、売買代金は前日比-124億円の1179億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はアンジェス(4563、前日比43、終値768)、そーせいグループ(4565、前日比120、終値12,230)、Gunosy(6047、前日比72、終値2,339)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比-80、終値6,140)、リミックスポイント(3825、前日比-137、終値1,303)、メディネット(2370、前日比-20、終値165)となりました。売買代金上位銘柄はリミックスポイント、メディネット、ソレイジア・ファーマ(4597、前日比25、終値423)でした。
マザーズ先物は前日比-5ポイントの1163ポイントで一日の取引を終えました。出来高は241枚でした。


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