株式市場概況
日本株は強い展開が継続し、TOPIX指数は前日比+0.21%の1578.42ポイント、日経平均株価は+0.36%の1万9,813円となりました。米国株の堅調や人民元の急上昇、それに伴う中国株の上昇に、中国の経済対策期待などを要因に日本株も強い展開となりました。
個別ではソフトバンク(9984)がGPUで有名なNVIDIA株を40億ドル分購入したというニュースが好感され、前日比+322円の8,834円と大きく上昇しました。JR東海(9022)は、前日発表された5月の新幹線利用状況が前年同月比+6%と好調だったことが好感され、+220円の18,540円となりました。
セクター別では値上がりが16、値下がりが17、上昇率が大きかったのは電気・ガス、倉庫・運輸、情報・通信、下落率が大きかったのは鉱業、鉄鋼、石油・石炭となりました。ディフェンシブの上げが市場の上昇を支えるというあまり見ない展開となりました。スタイルインデックスは+0.37%~‐0.01%と小幅なレンジに留まりました。
東証1部の騰落レシオは164とかなり高くなっており高値警戒感があるものの、世界的に株が堅調であることから、消去法的にディフェンシブを組み込む動きとなっています。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比2.59ポイントの1090.69ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は102(43.4%)、下落銘柄数は116(49.4%)、変わらずは17(7.2%)、売買代金は前日比-79億円の1020億円と前日比で減少しました。
上昇銘柄はリミックスポイント(3825、前日比80、終値463)、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090、前日比348、終値2,113)、ドリコム(3793、前日比124、終値1,969)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比-60、終値6,810)、ディー・ディー・エス(3782、前日比-30、終値880)、ソレイジア・ファーマ(4597、前日比-23、終値595)となりました。売買代金上位銘柄はリミックスポイント、ドリコム、ソレイジア・ファーマでした。
マザーズ先物は前日比10ポイントの1086ポイントで一日の取引を終えました。出来高は178枚でした。
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