円高ながら株価はリバウンドを見せる(2017年4月17日)

株式市場概況

TOPIXは前日比+6.62ポイント(+0.45%)の1465.69ポイント、日経平均株価は+19.63ポイント(+0.11%)の18355.26ポイントとなりました。寄付き後は週末に北朝鮮が失敗ながらミサイルを発射したことが不確実性としてとらえられ、日経平均先物で一時18,200円を割込みましたが、その後は、ドル円は108円前半のドル安円高展開ながら、株価は戻りを試す展開となりました。

小型株の戻りや、米国の金利の低下によりREITの上昇が目立ちました。セクター別では電気ガス、不動産、その他製品など内需関連の上昇が大きく、輸送用機器、非鉄、銀行の下落が目立ちました。円高ドル安の流れから自動車関連が弱く、内需関連が物色されました。米国の10年金利が2.2%まで低下したことが、銀行株の下げ要因となりました。

北朝鮮は依然として不確実性を市場にもたらしており、相場のボラティリティも徐々に大きくなってきています。小型株の不安定な動きもその辺りを示していると思われます。韓国へのTHAADの配置は先送りされるとの話でしたが、ペンス副大統領の訪韓で即座に行われることとなりました。依然として北朝鮮情勢からは目が離せません。

 

今週の予定としては明日からペンス副大統領が日本を訪れます。そして週末の23日にはフランス大統領選挙が控えます。そのことから動きづらい週となりそうです。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比20.50ポイントの991.72ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は187(83.5%)、下落銘柄数は31(13.8%)、変わらずは6(2.7%)、売買代金は前日比-23億円の1065億円と前日比で減少しました。

上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比100、終値5,550)、そーせいグループ(4565、前日比300、終値10,810)、ベイカレント・コンサルティング(6532、前日比300、終値1,516)、下落寄与度上位銘柄はGunosy(6047、前日比-298、終値2,137)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比-26、終値752)、サンバイオ(4592、前日比-13、終値1,072)となりました。売買代金上位銘柄はサイバーステップ(3810、前日比31、終値1,830)、Gunosy、メタップス(6172、前日比38、終値3,030)でした。

マザーズ先物は前日比22ポイントの981ポイントで一日の取引を終えました。出来高は295枚でした。



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