ドル円が1ドル110円を割込み、全体的に弱い展開に(2017年4月12日)

株式市場概況

TOPIX指数は前日比-15.56ポイント(-1.04%)の1479.54ポイント、日経平均株価は-195.26ポイント(-1.04%)の18552.61ポイントで取引を終えました。昨日からの円高の動きが止まらず、昨晩、ドル円は1ドル=110円を割込み109円台に突入したことが嫌気され、日本株は弱い展開が継続しました。

セクター別では水産・農林、陸運、建設の3セクターが小幅高となる一方、石油・石炭、非鉄金属、証券・商品の下げが大きくなりました。スタイルインデックスは全てが下落となりました。下落が大きかったのはマザーズ、TOPIXスモールとなりました。小型株の下落幅が大きい展開が継続しています。東証2部指数は寄与度トップのシャープ(6753、前日比+14円、終値379円)が6日ぶりに反発したことから、下落率が最も小さくなりました。

東芝(6502、前日比-2.3円、終値221.2円)は、昨日17時15分に監査の適正意見がない異例の決算を発表しました。今後上場が維持できるかなどは依然として不透明なまま取引が行われています。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-34.98ポイントの978.76ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は12(5.4%)、下落銘柄数は211(94.2%)、変わらずは1(0.4%)、売買代金は前日比190億円の1102億円と前日比で増加しました。

上昇寄与度上位銘柄はJMC(5704、前日比400、終値2,258)、サイバーステップ(3810、前日比136、終値1,503)、トレンダーズ(6069、前日比193、終値1,295)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-460、終値10,550)、CYBERDYNE(7779、前日比-53、終値1,514)、ミクシィ(2121、前日比-50、終値5,510)となりました。売買代金上位銘柄はサイバーステップ(3810、前日比136、終値1,503)、そーせいグループ、ディー・ディー・エス(3782、前日比-40、終値856)でした。

マザーズ先物は前日比-34ポイントの964ポイントで一日の取引を終えました。出来高は937枚でした。



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