朝安後は戻す展開に(2017年2月1日)

株式市場概況

TOPIXは前日比+6.1ポイント(+0.4%)の1527.77ポイントで取引を終えました。寄付き後は、昨晩、トランプ大統領が通貨安誘導していると日本を批判したことから、ドル円が112円前半まで売られたことがネガティブにとらえられ、TOPIXは寄付き後には1,510ポイント近辺で取引されていましたが、日本時間ではドル買いの動きが見られたことから、株価も寄付き以降はじりじりと上昇し、昼以降は前日比プラス圏での推移となりました。

セクター別では鉄鋼、電気ガス、証券商品が上昇し、その他製品、銀行、不動産が下げました。鉄鋼は昨日の決算発表で上方修正を発表した、JFE(5411、前日比+84.5円、終値2066.5円)にけん引され強くなった一方、その他製品は昨日決算を発表した、寄与度トップの任天堂(7974、前日比-495円、終値22,625円)が弱含み下げました。

スタイルインデックスではミッド400、TOPIXラージ70、スモールの上げ幅が大きい一方で、ここのところ強かったマザーズ指数、REIT指数などが弱含みました。


引け後の決算発表では武田薬品(4502)が売上収益の通期見通しを前回発表値から1.8%、当期利益見通しも2.5%引き上げました。日立(6501)は通期見通しを引き上げ、営業利益見通しを従来予想比で3.7%増としました。上方修正の要因は半分が為替の効果、残りの半分が原価の低減と収益性の改善とのことです。

 

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-3.12ポイントの990.72ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は76(33.3%)、下落銘柄数は141(61.8%)、変わらずは11(4.8%)、騰落レシオ(25日)は110.25、売買代金は前日比228億円の1080億円となりました。

下落寄与度上位銘柄はマイネット(3928、前日比-700円、終値4130円)、CYBERDYNE(7779、前日比-11円、終値1580円)、UMNファーマ(4585、前日比-69円、終値333円)となり、上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比45円、終値4940円)、ユナイテッド(2497、前日比121円、終値1897円)、アライドアーキテクツ(6081、前日比503円、終値3290円)、売買代金上位はマイネット、アカツキ(3932、前日比115円、終値3910円)、そーせいグループ(4565、前日比50円、終値13140円)となりました。

マザーズ先物は前日比-5.5ポイントの990ポイントで一日の取引を終えました。出来高は370枚でした。

 

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