9月第2週の株式市場は、日経平均は+4.07%、NYダウ+0.95%、ユーロストックス50指数は+1.36%の上昇となりました。
特に日本株は、石破総理の退陣表明により、新首相の元での政策期待から大きと上昇となりました。
9月は季節柄、中間配当再投資もあり相対的に強いシーズンですが、そこに政権交代のアノマリーが重なった形です。週明けのFOMCでは25bpの利下げが織り込まれている一方で、日銀政策決定会合については、石破総退陣に伴い、政策金利引き上げのタイミングが後連れする観測も出ており、波乱があるかもしれません。
スワップ市場のレートからは9月会合では据え置き、10月に利上げが予想されていますが、会合後の会見で先延ばしの示唆があるなら、円安傾向が強まる可能性もあり、株価にはポジティブに働きそうです。
中間配当の再投資もあり、需給面でも下支えが期待できますので、TOPIX買い/ダウ売りのポジションが良さそうです。
(2024.12.4)配当再投資7兆円の行方、受け皿はバリュー株か-物言う株主も後押し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-04/SNW2WYDWLU6800
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