8月最終週の株式市場は、日経平均は+0.20%、NYダウ▲0.19%とまちまちな動きとなった中、ユーロストックス50指数は▲2.49%の反落となりました。
8月の月間ベースでは日経平均が5か月続伸の+4.01%となっています。日経平均はトランプ関税で荒れた4月も含め、新年度から負けなしが続いています。また、NYダウも+3.20%と4か月続伸となっており、季節柄強い夏相場は例年通りといったところでした。
その季節性ですが、S&P500指数の9月は直近10年で最も勝率が悪く、特に直近5年で1勝4敗の分の悪い月となっています。
バリュエーション面でも日本株は割高なゾーンに入っており、調整が訪れても不思議ではありませんが、きっかけ待ちといった状況です。
さて、仮に下落するとしてどういった戦略がいいのか、CBOEのオプションストラテジー指数を確認してみます。S&P500指数が下落した2020年から2024年の9月×4年のリターンを見ると、意外な事にバタフライショートやアイアンコンドルといったオプション売り戦略が平均でプラスとなっています。
月初に株価下落/インプライドボラティリティ上昇の局面があればオプションのショートが良いかもしれません。
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