株式市場概況
TOPIX指数は前日比‐18.83ポイント(‐1.23%)の1514.63ポイントで一日の取引を終えました。寄付き前に為替市場で円買いの動きがみられ、ドル円が113円台に乗せたことが嫌気され、株式は寄付きから弱い展開となりました。寄り後は押し目買いが入り、じりじりと戻す展開となりましたが、14時過ぎから再び円が買われ113円前半までドル高が進み、引けにかけて日本株は再度売られました。
セクター別では金属製品が前日比+0.01%と小幅に上昇した以外は下げました。下げが大きかったのはその他金融、保険、不動産となり、金融関連の下落が目立ちました。スタイルインデックスではマザーズ指数、東証2部、REIT指数が上昇する一方で、ミッド400、TOPIXバリュー、日経平均株価の下落が大きくなりました。為替の業績に対する影響が少ない小型に資金が向かう動きが継続しています。
個別株では、本日の引けで日経平均株価指数に新規採用された大塚ホールディングス(4578、前日比‐236円、終値5,159円)が大幅安となりました。指数採用で買い需要があることから、引けにかけて値を上げるかと思われていましたが、思惑とは反対の方向に動きました。Vテクノロジーズ(7717、前日比+2200円、終値15,560円)は、3月までに有機ELの製造プロセスの中国企業との契約を目指しているとの報道から、大きく上昇しました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比2.04ポイントの972.35ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は133(61.0%)、下落銘柄数は75(34.4%)、変わらずは10(4.6%)、騰落レシオ(25日)は98.66、売買代金は前日比変わらずの768億円となりました。
上昇寄与度上位銘柄はリミックスポイント(3825、前日比50円、終値248円)、モルフォ(3653、前日比200円、終値6020円)、サイバーステップ(3810、前日比300円、終値1335円)となり、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-110円、終値13080円)、CYBERDYNE(7779、前日比-18円、終値1570円)、ミクシィ(2121、前日比-25円、終値4745円)、売買代金上位はサイバーステップ、そーせいグループ、マイネット(3928、前日比105円、終値3660円)となりました。
マザーズ先物は前日比7.5ポイントの974ポイントで一日の取引を終えました。出来高は85枚でした。
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