JGBトレーディングフロア(2024年10月22日)

債券相場は下落。米長期金利が上昇したことに加え、為替の円安を材料に売りに押された。この日行われた10年GX国債入札は事前予想に近く無難に消化されたが、今回は前回見られた普通国債に比べて割高に推移するグリーニアムは消滅し、流動性の乏しさから逆にリスクプレミアムが付加される結果となり、落札結果直後は先物などに売りが出た。また夕方に入って40年債利回りは2.52%まで上昇し、5月以来の高水準となった。衆院選で与党が過半数割れとなり、連立政権下で財政が拡張されることへの懸念が強まっているとも味方。

【メモ】
☆10年GX債入札(2回、CPN1.0%)落札結果
応募者利回り0.943%、応札倍率3.31倍(前回3.15倍)、(事前予想利回り0.945%)


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