債券相場は小幅安。米長期金利が引き続き4%台に乗せて高止まっていることや、日銀による追加利上げへの警戒感が重しになった。前日の順調な30年債入札を受けて堅調だった超長期債も売られた。米金利の上昇基調が結果的に為替相場の円安などを伴って日銀の利上げ観測を強めているようで、この日は衆議院解散となったが、これら国内要因が与える影響は今のところ限定的のようだ。明日の5年国債入札も一定の需要から無難に通過できそうとの見方があるものの、10日の米CPI発表を控えた米金利動向が警戒され、その後の相場への影響も限られそう。
【メモ】
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