債券相場は上昇。米国市場では9月から利下げ開始との見方が強く、米長期金利が低下した流れを引き継いだ。一方、日銀がこの日から2日間にわたり開く決定会合で利上げを決めることへの警戒感は相場の重しとなった。ただ午後に入り相場は上昇幅を拡大し、長期金利は0.995%に低下、6月25日以来の1%割れとなった。金利の先高観による売り圧力を米金利低下の流れが相殺していることや、ここ最近の日銀会合では、決定内容について漏れ伝わる形で報道が先行するケースが続いていたため、今回はそういった報道がないことも利上げ観測の後退につながっているとの指摘もあり、先物の軽い値動きに、一部ポジション調整の買い戻しが余儀なくされたとの見方。
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