債券相場は下落。日銀の早期政策修正観測の後退などを背景に長期金利が約1カ月ぶりの低水準となったことや2年債利回りも昨年7月以来のマイナス圏に沈んだことで高値警戒感から先物中心に売りが膨らんだ。この日実施された5年債入札が弱めだったことも相場の重しとなったようだ。翌週の日銀政策決定会合では、政策の現状維持が見込まれるものの、内容を見極めるべく様子見ムードの強まりで、目先はややボラタイルな動きが強まるのではとの声も聞かれた。
【メモ】
☆5年債入札(164回、CPN0.2%)落札結果
最低落札価格100円01銭(0.197%)、平均落札価格99円98銭(0.204%)、
応札倍率3.79倍(前回3.85倍)、(事前予想価格100円02銭)


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