株式市場概況
TOPIX指数は前日比-7.42ポイント(-0.48%)の1544.94ポイントで取引を終えました。寄り後は米国株高を受け若干高く寄り付きましたが、連休を前に利食い売りが優勢な展開となり、前日で下げて取引を終了しました。
個別ではアドバンテスト(6857、前日比+135円、終値1,817円)がスマートフォンなどのフラッシュメモリ高速化要求が強く、メモリテスタの需要は今後も盛り上がるとのレポートが野村証券より出されたことから、大きく上昇しました。ジャパンディスプレイ(6740、前日比+9円、終値366円)は、産業革新機構による同社への支援が本日正式決定すると、朝方NHKが報道したことから上昇しました。引け後、産業革新機構から750億円の資金支援が発表されました。ジャスダックに新規上場したセグエグループ(3968、公開価格1,700円)は、本日は初値が付かず、3,910円の買い気配で初日の取引を終えました。
セクター別では石油石炭、パルプ紙、卸売が上昇する一方で、精密、その他製品、電気ガスが下落しました。スタイルインデックスでは東証2部が唯一の上昇となりました。値下がりが大きかったのはマザーズ、ミッド400、TOPIXスモールと小型が弱い展開となりました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-9.76ポイントの918.51ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は54(25.2%)、下落銘柄数は148(69.2%)、変わらずは12(5.6%)、騰落レシオ(25日)は91.59、売買代金は前日比42億円の961億円となりました。
下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565,前日比-540円、終値13040円)、CYBERDYNE(7779,前日比-16円、終値1607円)、サンバイオ(4592,前日比-55円、終値1285円)となり、上昇寄与度上位銘柄はJIG-SAW(3914,前日比650円、終値6210円)、メタップス(6172,前日比370円、終値4070円)、日本アセットマーケティング(8922,前日比5円、終値143円)、売買代金上位はメタップス、そーせいグループ、アカツキ(3932,前日比-40円、終値3880円)となりました。
マザーズ市場に新規上場したグレイステクノロジー(6541、公開価格比+2,550円、終値5,650円)の初値は7,130円と公開価格比2.3倍となりました。イノベーション(3970、公開価格2,770円)は買い気配のままで1日目の取引を終えました。
マザーズ先物は前日比-13ポイントの912.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は219枚でした。
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