ウィークリーレポート(2021年7月2日)

7月の第1週の株式市場は、日経平均は▲0.97%の反落となる一方、NYダウは+1.02%と上昇しました。
週末金曜日に発表された米国6月非農業部門雇用統計は市場予想72万人の増加に対して85万人増加と予想以上の数値となりました。好調な雇用統計にもかかわらず米国長期金利は前日比▲3.4bp低下の1.42%となりゴルディロックス相場が継続しています。
週明けには日記平均・TOPIX連動型ETFの決算期準備があり引き続きETFの分配金捻出売りへの警戒が必要です。

(Bloomberg) 8000億円超の株売り圧力か-ETF7月決算、分配金支払い過去最大に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-02/QVHZK0T0AFB401?srnd=cojp-v2

ETFの基準日通過後はリバウンド傾向にあることから、ターゲットバイイングなど有効そうです。
また、ドル円通貨先物投機筋ポジションは売買い差引きで73390枚の売越し(前週比14806枚売り越し増加)となっており、ここ2週間で円売りが加速してます。
7/1に発表された日銀短観では製造業の想定為替レートは105円57銭と足元の為替水準からギャップがあり、このまま円安が進行するならば7月末~8月上旬の決算発表シーズンへの追い風になりそうです。


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