10月第2週の株式市場は、NYダウ+3.27%と続伸。日経平均も+2.56%と上昇しました。米国大統領選は、トランプ大統領の新型コロナ感染によりバイデン氏有利との調査結果が続いており、不透明感の払拭からか、日米ともにボラティリティ指数の大幅な低下がみられました。
日経平均株価は新型コロナ感染拡大による3月のショック以降で戻り高値を更新しており、今後、さらに上抜けてして大きく上昇するかがポイントとなります。
足元、海外投資家の買いも報じられており、日本株への先高観も見られますが、足元のデータではちょうど9月末を挟んでおり、半期末での貸し株の移動等が含まれるため文字通りには受け止めにくい数値です。
(日経新聞)海外勢、日本株4週ぶり買い越し 9月27日~10月3日
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL08H88_Y0A001C2000000/
さて、9月第4週分の当レポートで紹介した台湾加権指数は、その後、反発し再び高値を狙う勢いにあります。ハイテク株の比重が高く日本株に先行する台湾株が高値を更新するか、今後の日経平均の動向を探るうえで注目です。
https://kosei.co.jp/wordpress/?p=12504