債券相場は上昇。長期金利は約1カ月半ぶりの水準に低下した。欧州の新型コロナウイルス感染再拡大懸念などを背景に世界経済の先行き不透明感が強まり、リスク回避の動きが買い圧力を強めた。10年債利回りは8月5日以来の0.005%。9月末を控えて、様子見姿勢が強いものの、国債償還日と中長期債の日銀買いオペが一層の好需給を連想させたようだ。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下1000憶円、1-3年4200憶円、3-5年3500憶円、5-10年4200憶円(金額据え置き)。応札倍率は2.67、2.91倍、2.95倍、2.37倍。
☆8月の国債店頭売買高では、再び地方銀行、信用銀行の買い越し額が増加、預貸ギャップの拡大が影響。


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