債券先物相場は小幅安。足元でのイールドカーブのスティープ化の進行もあって、動向が注目されたこの日の20年債入札は順調な結果となり、超長期債を中心にいったん買いが優勢となったものの、7月以降の国債増発を控えて需給悪化への懸念が根強く、次第に売りに押された。
明日26日と週明け29日で1~25年の買いオペが1回ずつ残っており、売り圧力も限られそうだが、焦点の今月末の日銀の7月のオペ方針と来月2日の10年債入札を通過するまでは、積極的には動きにくいところか。
【メモ】
☆20年債入札(172回債リオープン,CPN0.4%)入札結果
最低落札価格101円20銭(0.389%)、平均落札価格100円24銭(0.386%)、応札倍率3.87倍(前回4.25倍)。(事前予想中央値100円15銭)


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