JGBトレーディングフロア(2020年6月4日)

債券相場は下落。米国経済の回復期待から米長期金利が上昇した流れを受けて売りが先行した。注目の30年債入札もやや低調な結果となったこともあり、これまで見られたような新発10年債のプラス利回りでの押し目買いもこの日は限られたようだ。
景気の底打ち期待と7月からの国債増発で、これまでの金利水準からやや目線が上方にシフトしてきている中、明日の中・長期債対象の日銀買いオペで増額が予想の範囲内であれば、利回りの低下余地も限られそう。

【メモ】
☆30年債入札(66回債リオープン,CPN0.4%)入札結果
最低落札価格96円55銭(0.534%)、平均落札価格96円66銭(0.529%)、応札倍率2.84倍(前回3.69倍)。(事前予想中央値96円55銭)


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