ウィークリーレポート(2020年5月15日)


5月第3週のNYダウは▲2.65%と反落、日経平均も▲0.70%と小幅下落となりました。
4月最終週以来、3月安値からの戻り高値付近での膠着が続いていますが、米国では米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長のロックダウン解除への慎重な上院証言から、経済の先行き不安が再燃し株価が下落する一方、日本市場では5/22にも東京・大阪での緊急事態宣言解除が報道されるなど明るいニュースは出ていますが市場は反落、ロックダウンで買い/ロックダウン解除で売りの様相にも見え、ニュースの解釈も錯綜し方向感がありません。

市況データでは、裁定売り残が2兆3537億円と高水準にあり、また、日本市場の騰落率レシオ(25日)もマザーズ市場で101.76、JASDAQを含めた新興2市場で105.20.72、東証4市場合計で91.80と過熱感がやや和らいでいることから需給では下値は堅いように見えます。一方、21年3月期の業績予想は新型コロナウィルス感染症の影響で急速に悪化し、バリュエーション面では割高感が出てきており、需給とバリュエーションで板挟みとなっています。

3月の暴落後の反発局面をリーマンショック後の10月安値からの反発に重ねると、おおむね2008年当時の動きと重なることから、今後も上がるも下がるも煮え切らない展開が1~2か月は継続しそうです。
ただし、リーマンショックのようにより深い2番底を目指すには、例えばボーイング社の破綻など金融機関に大きなダメージの出る悪材料が必要でしょうから、現状では下落しても日柄調整のレベルだと考えます。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です