ウィークリーレポート(2019年10月18日)

10月第三週の日経平均は+693円と大幅高となりました。一方、NYダウは金曜日に▲255ドルと大幅安となったことから、週間で▲46ドルと小幅反落、ただし、金曜日の下落については737MAXを巡る当局の不仲で大幅安となったボーイングの寄与が▲169ドルと個別株要因が大きいです。

米中貿易協議の合意第一弾へ署名するまでに中国側はさらなる協議必要と報道があり、上値が重くなりましたが、19日土曜日には、第1段階の米中合意に向け前進と劉鶴副首相の発言もあり、引き続き貿易協議はポジティブな方向に向かっていそうです。
需給面では、外資系証券会社の先物手口は10/8~10/18まで買い越しが続いており、また、東証の裁定売り残高は前週から5955億円減少し1兆5980円となりましたが依然として高水準にあることから、引き続き株価上昇へ期待できると思われます。

先週末に海外市場が反落し、火曜日には祝日があることから、週明け月曜日の日本市場は軟調になりますが、週後半からは月末の日米金融政策を意識し始める頃合いで、積極的には売り込みづらい展開となりそうですので週明けにはカバードコールなどボラティリティの売りがよさそうです。

 


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