<8月第3週の予定>
08/12 月 日本 休場
08/13 火 ドイツ 7月消費者物価指数
米国 7月消費者物価指数
08/14 水 日本 6月機械受注
中国 7月鉱工業生産
中国 7月小売売上高
ドイツ 4-6月期国内総生産
ユーロ 4-6月期四半期域内総生産
08/15 木 日本 6月鉱工業生産・確報値
米国 7月小売売上高
<前週までの動向と傾向>
トランプ政権が1日に対中関税の第4弾の発動を表明していましたが、5日には25年ぶりに中国を為替操作国に指定し、米中の貿易戦争が為替問題にまで波及しました。それを受けて、今週の日経平均は8/2の20941円を高値に20110円まで下落しました。日経平均先物の海外証券の手口を見ますと、8/2から大幅に売り越しをしています。
昨年から今まで、海外証券が1日に1万枚以上売り越したのは6回ありました。1万枚以上売り越しがあった日を1として、その後20日の動きを比較しますと、今回は2019/5/8に似た動きをしています。
もし、同様に動くとすれば、2番底をつけにいき、20000割れまでは下がることになります。ただし、日経平均のPBR1倍が現在19993.54であることや、9月のFOMCでの利下げ期待の高まりを受けて、20000円辺りで下げ止まるのではないかと思われます。急に流れてくるニュースには要注意ですが、押し目買いでよいのではないかと考えます。
<主なニュース>
トランプ大統領「大幅で早いペース」の利下げ必要 ロイター
https://jp.reuters.com/article/trump-fed-idJPKCN1UX1OD
「50bp利下げ確率は28%へ上昇、シカゴ連銀総裁が大幅利下げの可能性を示唆─US Dashboard」
シカゴ連銀のエバンス総裁は7日の講演で、米中貿易摩擦の激化により米景気が悪化すれば、大幅な緩和策を講じなければならなくなるとの見方を示した。
CME「Fedウオッチ」では9月FOMCの利下げは既に100%織り込まれているが、50bpの利下げ確率が6日の15.4%から28.1%大きく上昇した。2020年末までの 利下げは1%(100bp)超を織り込んでいる。
<今週の上昇セクター、下落セクター>