JGBトレーディングフロア(2025年4月8日)

債券相場は大幅下落。トランプ大統領の関税政策を巡る過度なリスク回避の後退で米長期金利が大幅上昇したため、国内でも売りが優勢だった。この日の30年債入札が弱い結果となったことも相場の重しとなった。内外長期金利の急変動により水準感が定まっていない中、投資家も積極的に応札できるタイミングではなかったようだ。
ただ、関税政策による世界的な景気の沈滞懸念は強く、日銀の利上げに対する不透明感から午後は下げ渋った。

【メモ】
☆30年債入札(86回、CPN2.4%)落札結果
最低落札価格99円00銭(2.457%)、平均落札価格99円75銭(2.414%)、応札倍率2.96倍(前回3.50倍)、(事前予想価格100円00銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年4月7日)

債券相場は大幅高。トランプ米大統領の関税政策を受けてリスク回避の動きが強まっており、安全資産である国債買いが継続、内外の株価下落と為替の円高により、日銀の利上げ観測も低下していることも買い材料につながった。
1月の利上げ以降、日銀の追加利上げを見込んで売りポジションに傾いていた投資家がここへきて買い戻しを迫られた形。スワップ市場が織り込む日銀の年内利上げ確率は一時1割程度に低下、年内の利上げ織り込みが完全に消えれば、長期金利は1%を下回る可能性があるとの声も聞かれた。先物市場は朝方に1円30銭高の142円95銭まで上昇した後、短時間で1円ほど巻き戻されて値を消すなど動きの激しい相場となった。
注文を受ける証券会社やヘッジファンドなど短期目線の投資家による損切りやポジション解消が出やすくなっているとの見方。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2025年4月4日)

債券相場は大幅上昇。長期金利は一時約3カ月ぶりの低水準1.160%を付けた。米国のトランプ政権が発表した関税政策が市場想定よりも強硬で景気悪化懸念からリスク回避の債券買いが強まった。市場が落ち着き始めれば合理的な水準に収れんしていくだろうとしながらトランプ関税の影響は時間をかけて見ていく必要があり、すぐに金利が急上昇することはないとの見方。
3月下旬まで日銀の追加利上げを織り込む動きが続いていた分、期初の買いも相まって強い買い戻し圧力になっているようだ。スワップ市場は、一時5月の金融政策決定会合で2割強の利上げを織り込んでいたが、この日の利上げ確率は3%弱に、またの6月の会合も10%程度と大幅に低下した。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年4月3日)

債券相場は上昇。日本時間の早朝にトランプ米大統領が貿易相手国に対し相互関税を課すと発表し、世界的な景気減速や貿易戦争激化への懸念からリスク回避の動きから買いが優勢だった。またこの日の10年債入札を無難に終えたことも相場を支えた。長期国債先物相場は、一時2月26日以来となる140円00銭を付けた。
ただ国内株価が売り先行後もみ合いに転じた後は、終盤にかけて買いの動きも弱まった。投資家は、関税発表を受けた今晩の米国市場の動向を見極めないと動きにくいとの見方。

【メモ】
☆10年債入札(378回、CPN1.4%)落札結果
最低落札価格99円84銭(1.418%)、平均落札価格99円95銭(1.405%)、応札倍率3.15倍(前回2.66倍)、(事前予想価格99円87銭)


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JGBトレーディングフロア(2025年4月2日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。株価が軟調に推移したことでリスク回避の買いが優勢になった。日銀による定例の国債買いオペも支えになった。引けにかけて超長期債や先物が一段高となった。
関税政策の発表を控え、様子見モードの中でもリスク回避姿勢から債券買いが入ったとの見方。明日の10年債入札は、新発債で償還が伸び足元の金利上昇による水準感と新年度入りで順調な結果が期待されたが、今日の既発債水準から1.5%台が難しいようであれば、結果的にやや札が流れる可能性もあるとの声も聞かれた。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1000億円、1-3年2750億円、3-5年2750億円、25年超750億円。応札倍率は、それぞれ4.70、3.32、2.94、3.08倍。


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