債券相場は上昇。中東情勢の緊迫化によるリスク回避の流れから買いが先行した後、明日に10年債入札を控える中、この日の10月最初の日銀買い入れオペでは、オファー額の減額もあって中長期ゾーンの応札倍率上昇し需給の緩みが示されたことで一時上げ幅を縮めたが、その後イスラエルによるイラン攻撃への「大幅な報復」を計画との報道をきっかけに再び買い戻しの動きが強まり、この日の高値圏で取引を終えた。中東情勢の緊迫化続けば世界経済への影響も出てくる他、リスク回避の動きはボラティリティを高め流動性の低下が予想されることから値動きの荒い展開にも注意が必要との見方。
【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3250億円、3-5年3250億円、25年超750億円。
応札倍率は、それぞれ2.02、3.47、3.49、2.00倍。


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