JGBトレーディングフロア(2023年9月14日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。この日の20年債入札が強い結果となり、安心感から買いが優勢となった。最低落札価格は94円80銭と予想(94円60銭)を大きく上回ったほか、応札倍率は3.94倍と2020年以来の高水準だった。前回の同年入札ではテール(最低落札価格と平均落札価格の差)が96銭となり不調な結果となったが、今回は7銭にとどまった。昨日の日銀買入れオペでも超長期ゾーンの好需給が示されており、同ゾーンには、その水準感から一定の資金が向かったようだ。
先物も入札結果後はやや水準を切り上げたが、やはり日銀の政策変更観測による金利の先高観が強く、買いは続かず引けにかけて上げ幅を縮めた。

【メモ】
☆20年債入札(185回,CPN1.1%)落札結果
最低落札価格94円80銭(1.437%)、平均落札価格94円87銭(1.433%)、応札倍率3.94倍(前回2.80倍)
(事前予想価格94円60銭)
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年9月13日)

債券相場は超長期債が上昇。明日の20年国債の入札を控える中、この日の日銀国債買い入れオペで超長期ゾーンの落札金利が実勢よりやや低めとなったことが買いにつながった。足元で不調が続いた国債入札も昨日の5年債が無難に終えたことで、やや安心感も漂ったようだ。ただ全体的には来週の日米金融イベントを控える中、今晩の米国8月CPIの発表を前に、買いの動きは慎重で中長期ゾーンでは積極的な取引は手控えられた。

【メモ】
☆日銀買入オペ(定例)1年以下1500億円、1-3年4250億円、3-5年4500億円、5-10年6750億円、25年超1000億円。応札倍率は、3.91、1.23、2.52、1.43倍。
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2023年9月12日)

債券相場は小幅安。日銀によるマイナス金利政策の早期解除観測を背景にした売りが引き続き重しとなった。警戒されていた5年債入札は、前日に5年物共通担保オペの予告が通知されたこともあって無難に通過したが、14日には30年債入札を控えており、積極的な買いは控えられた。
長期金利指標である新発10年債は、一時0.720%を付けた。株式相場における堅調な銀行株の動きも、金利の先高観を示しているとの見方も聞かれた。

【メモ】
☆5年債入札(161回,CPN0.3%)落札結果
最低落札価格100円02銭(0.295%)、平均落札価格100円04銭(0.291%)、応札倍率4.41倍(前回3.35倍)
(事前予想価格100円00銭)
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


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JGBトレーディングフロア(2023年9月11日)

債券相場は大幅下落し、長期金利は9年8カ月ぶりの水準0.705%に上昇した。
日銀植田総裁が週末の一部報道でマイナス金利政策解除の判断材料となる情報やデータが年末までにそろう可能性を示したことが、売り圧力につながった。ただ、報道では、来年の賃金の動向次第であることや、一方で海外経済の下振れリスクや価格設定の不透明感などにも触れ、発言自体はこれまでの方針を踏襲しており、時間軸がやや早まったことがネガティブサプライズとなったようだ。
売り一巡後はもみ合いで推移し、午後に2月以来の共通担保オペが通知(予告)されるなどで、下げ基調は一旦収まった形だが、明日以降の5年債、30年債入札や、来週後半の日銀会合の結果や総裁会見を控えて、買いの動きは慎重にならざるを得ないとの見方。

【メモ】
☆9/9読売ONLINE一部抜粋
日本銀行の植田和男総裁は、読売新聞の単独インタビューに応じた。賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、大規模な金融緩和策の柱である「マイナス金利政策」の解除を含め「いろいろなオプション(選択肢)がある」と語った。現状は緩和的な金融環境を維持しつつも、年内にも判断できる材料が出そろう可能性があることも示唆した。


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JGBトレーディングフロア(2023年9月8日)

債券相場は中長期債を中心に上昇。前日の米長期金利が低下したことや、朝方発表された7月の毎月勤労統計で賃金の伸びが予想を下回ったことが材料視された。一方、超長期債は前日の不調だった30年債入札で示された投資家需要の弱さが影響し下落した。
物価上昇の鈍化もあり、投資家は超長期債から中・長期債へ資金を向けているとの見方。なお先物12月物の売買高が9月物を上回り、夜間取引から中心限月が12月物に移行した。

【メモ】
☆日銀買入オペ(定例)1-3年4250億円、3-5年4500億円、5-10年6750億円、10年超25年2000億円。応札倍率は、1.44、2.73、2.02、2.03倍。
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


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