債券相場は上昇。米長期金利の上昇一服で、国内債も買いが優勢となった。この日行われた5年債入札もここ最近の利回り上昇で需要を集めたことで無難な結果に終わった。ただ今晩の米国CPIの発表を控え、買いの動きは限定的との声も聞かれた。
【メモ】
☆5年債入札(150回新発債,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円21銭(-0.037%)、平均落札価格100円23銭(-0.041%)、応札倍率3.34倍(前回3.63倍)。(事前予想価格100円21銭)
債券相場は上昇。米長期金利の上昇一服で、国内債も買いが優勢となった。この日行われた5年債入札もここ最近の利回り上昇で需要を集めたことで無難な結果に終わった。ただ今晩の米国CPIの発表を控え、買いの動きは限定的との声も聞かれた。
【メモ】
☆5年債入札(150回新発債,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円21銭(-0.037%)、平均落札価格100円23銭(-0.041%)、応札倍率3.34倍(前回3.63倍)。(事前予想価格100円21銭)
債券相場は下落。前日の米長期金利が一時2年ぶりの高水準(1.80%台)となったことを受けて売りが優勢となった。先物主導の下げは、海外投資家の持ち高調整の売りとの観測もあった。この影響で中長期ゾーンの利回り上昇が目立つ展開。いったん買い需要が期待できる水準に見えるも、海外金利の先高観からその動きは限定的のようだ。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1年以下1500億円、1-3年4500億円、5-10年4250億円。(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ1.58、2.15、2.14倍。
【今週のスケジュール】
1/10
<国内予定>
祝日(成人の日)
<海外予定>
【米国】米アトランタ連銀総裁講演 / 米卸売在庫(11月)
【欧州】米ロ2国間協議(ジュネーブ) / ユーロ圏失業率(11月)
【その他】アジア金融フォーラム(AFF,11日まで) / 中国経済全体のファイナンス規模,新規融資,マネーサプライ
1/11
<国内予定>
日銀国債買いオペ(1-3,5-10年) / 日銀コール市場残高(12月) / 日銀,生活意識に関するアンケート調査 / 景気動向指数(11月)
<国内決算>
コスモス薬(3349) / 安川電(6506)
<海外予定>
【米国】米上院銀行委員会,パウエルFRB議長の再任指名承認公聴会 / クリーブランド連銀総裁インタビュー / カンザスシティー連銀総裁講演 / セントルイス連銀総裁講演
【欧州】*****
【その他】*****
1/12
<国内予定>
5年利付国債入札 / 日銀支店長会議,黒田総裁あいさつ(テレビ会議) / 地域経済報告(さくらリポート1月) / 貿易収支(11月) / 銀行貸出動向(12月) / 営業毎旬報告(1月10日現在) / 景気ウォッチャー調査(12月)
<国内決算>
東宝(9602) / イオン(8267)
<海外予定>
【米国】米地区連銀経済報告(ベージュブック)公表 / 米CPI(12月) / 米財政収支(12月)
【欧州】ユーロ圏鉱工業生産(11月)
【その他】中国CPI・PPI(12月)
1/13
<国内予定>
マネーストックM3(12月) / 東京オフィス空室率(12月) / 倒産件数(12月) / 工作機械受注(12月)
<国内決算>
ファストリ(9983) / 7&iHD(3382)
<海外予定>
【米国】ブレイナードFRB理事のFRB副議長指名承認公聴会(米上院銀行委員会) / リッチモンド連銀総裁講演 / シカゴ連銀総裁講演 / ダラス連銀,タウンホール会議を主催 / 米PPI(12月)
【欧州】*****
【その他】*****
<海外決算>
TSMC
1/14
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 20年利付国債入札 / 日銀CP買いオペ / 企業物価指数(12月)
<海外予定>
【米国】米ニューヨーク連銀総裁講演(ウェビナー) /輸入物価指数(12月) / 小売売上高(12月) / 鉱工業生産(12月) / ミシガン大学消費者マインド指数(1月) / 企業在庫(11月)
【欧州】英鉱工業生産(11月)
【その他】中国貿易収支(12月)
<海外決算>
ウェルズ・ファーゴ / ブラックロック / JPモルガン・チェース / シティグループ
債券相場は先物や長期債が下落。長期金利は約10カ月ぶりの高水準を付けた。前日の米長期金利の上昇を受けて売りが先行した。その後も今晩の米雇用統計の発表を控える中、米金利先高観による売り圧力が続き、取引終盤には先物が大きく売られた。一方、この日の30年国債入札は順調な結果となり、超長期債は買われた。
【メモ】
☆30年債入札(73回新発債,CPN 0.7%)落札結果
最低落札価格99円50銭(0.720%)、平均落札価格99円51銭(0.719%)、応札倍率3.63倍(前回3.21倍)。(事前予想価格99円35銭
2021年の第1週の株式市場は、日経平均▲1.09%、NYダウ▲0.29%と日米株が下落する中、ユーロストックス50は+0.17%と上昇しました。
水曜日に昨年12月のFOMC議事録が公開されると、3月会合での早期利上げ+バランスシート縮小開始という市場予想よりもタカ派な見解が明らかとなり、米国10年債利回りは1.76%と昨年末の1.51%から25bpの急上昇、これを受けNASDAQ総合指数は週間で▲4.53%の下落となりました。
一方で、シティグループなどの金融銘柄は上昇しており、日本市場でも木金の二日間で鉄鋼、保険、銀行のバリュー代表セクターが4%以上上昇するなど、セクターによる温度差の大きい週となりました。
米国の金融引き締め観測による株安ですが、VIX指数は木金と下落い展示、また金融セクターなど買われる銘柄も多いことから、フロス(局所バブル)の崩壊によるリスクオフというよりもセクターローテンションの色彩が濃く、現時点では、昨年2月・9月の米国金利急騰時に見られた一時的な調整と考えられます。
昨年のパターンではS&P500は6%弱の下落で反発しており、昨年12月高値から6%弱の100日平均4552ptがサポートとなりそうです。日経平均に関しては、12月安値27588円が下値として意識されます。
債券相場は下落。長期金利は0.115%と9カ月ぶりの水準まで上昇した。
前日発表された昨年12月のFOMCの議事要旨で早期の利上げやバランスシート縮小に前向きな姿勢が示されたことを受けて、米長期金利が上昇したことが背景。
朝方の売り一巡後は、昨日の10年債入札で需要の強さもあって底堅い場面も見られたが、この日の日銀買いオペで中期ゾーンの応札増が確認されたことや、米国債の時間外取引で金利上昇が進んだことから、午後にかけて再度売られる格好となった。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1-3年4500億円、3-5年4500億円、10-25年1500億円。(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ2.40、3.28、3.19倍。