ウィークリーレポート(2018年11月22日)

~11/23の週はNYダウは▲4.44%下落する一方、日経平均は▲0.16%と小幅下落にとどまりました。先物の手口情報からは外資系証券は9133枚の売り越しでしたが、国内大手証券の手口は6598枚の買い越しとなっており、この週の日本株の値持ちの良さは国内機関投資家からの買いに支えられた結果と思われます。

過去のチャートとの比較では、2014年の中間選挙後のパターンよりはむしろ、今年2月のVIXショック時とのチャートと似通ったものとなりました。3/23のセリングクライマックスの様な動きはまだありませんが、日柄的には反発となっていいタイミングに来ています。

さて、22日(金曜日)には2025年万博開催地が大阪に決定しました。過去の万博(一般博)開催決定後の主催国の株価指数の動きを見ると、上昇/下落まちまち反応となっています。しかしながら、2020年東京五輪決定時にはご祝儀上げの動きとなり1週間で500円超の上昇となったことから、今回も同様の動きとなり、株価反発の起爆剤となることを期待したいところです。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2018年11月22日)

(17:30)
本日の流動性供給入札がやや弱めの内容となり、やや売り圧力強まる場面もあった。世界的な景気減速を警戒したリスク回避の流れは続き、まだしばらくは高値圏でのもみあいになるとの見方。

【メモ】
☆流動性供給入札(残存5年~15.5年対象)入札結果
最大利回り格差+0.003%、平均利回り格差+0.001%、応札倍率2.59倍(前回2.93倍)。

【来週の予定】

11/26 日銀買いオペ(5-10,10-25,25年超)/ 日経日本製造業PMI (11月)
独IFO企業景況指数(11月)
11/27 40年債入札
【米】クラリダFRB副議長講演 / 米上院ミシシッピ州補欠選挙決選投票 / 消費者信頼感指数(11月)
11/28  日銀買いオペ(1-5年)
【米】パウエルFRB議長講演 / 米GDP(3Q改定値)
11/29  2年債入札 / 政井審議委員会見(福岡市)
【米】FOMC議事要旨(11/7~/8分) / 米個人消費支出 /【欧】独CPI(11月)
11/30 日銀買いオペ(5-10,10-25,25年超)/ 11月の長期国債等買い入れ運営 / ソフトバンクIPO仮条件 / 都区部CPI / 鉱工業生産(10月)
【米】NY連銀総裁講演 / G20サミット(アルゼンチン) /【欧】ユーロ圏CPI速報値(11月) /【中】製造業PMI(11月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2018年11月20日)

(17:30)
債券先物は前日夜間取引で、ほぼ1年ぶりの水準(151円18銭)まで上昇し、高値警戒感もあり朝から売りが優勢の展開、現物債も全般で利回りが上昇した。20年入札は、事前の予想通り無難に通過したが、相場への影響は限られた。

【メモ】
☆20年債入札(166回債リオープン、CPN0.7%)入札結果
最低落札価格101円50銭(0.6150%)、平均落札価格101円55銭(0.6120%)、応札倍率3.91倍(前回4.23倍)。(事前予想中央値101円50銭)

 


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2018年11月19日)

(17:30)
英国のEU離脱を巡る問題やイタリアの予算案を巡る欧州委員会との対立などでリスク回避の動きがこの日も債券の買い圧力につながった。10年債利回りが、8/23以来の0.09%をつけ、
また先物が一時151円12銭と、中心限月で今年の最高値151円15銭(3/6)に迫った。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1年以下500億円/1-3年3500億円/3-5年4000憶円(金額は据置き)。応札倍率は、2.53倍/5.89倍/2.27倍。
☆黒田総裁講演(都内) 「銀行がリスクテイク過度に積極化する可能性に注意必要」「金融面から実体経済に及ぼす影響含め注意していく」「地域金融機関は自己資本比率も緩やかな低下傾向」
また、質疑応答で「日銀は1990年代後半から2013年までデフレ脱却に失敗した(白川前総裁著書[中央銀行]についての見解を問われ)」など。


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ウィークリーレポート(2018年11月16日)

~11/9の週はNYダウは▲2.22%下落、日経平均▲2.56%、ユーロストック▲1.51%と先進国株は続落となりました。一方、中国上海総合は+3.09%、香港ハンセン+2.27%、韓国KOSPI+3.40%と新興国は大幅反発となりました。その他、目立つ値動きとしてはWTI原油先物が▲6.20%と続落、CFTCの建玉からは資金運用業者のロング減少が先導しています。

10月月初からの大幅続落、米国中間選挙での結果を受け、先進国株売り/新興国株買いのアロケーション変更などがでているものと思われ、今しばらくポジション調整に時間がかかりそうです。

とはいえ、日本株市場は海外投資家による大幅売り越しの状態、かつ予想PERは低水準、とオーバーセルの状態にあり、足元では騰落レシオが70.96(11/1)から89.61(11/15)と回復し始めており、また、裁定買い残も1.06兆円(10月第4週)から1.15兆円(11月第2週)と底打ちの兆しを見せていることから、引き続き反発局面入りを期待したいと思います。

図.


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