~11/9の週はNYダウは▲2.22%下落、日経平均▲2.56%、ユーロストック▲1.51%と先進国株は続落となりました。一方、中国上海総合は+3.09%、香港ハンセン+2.27%、韓国KOSPI+3.40%と新興国は大幅反発となりました。その他、目立つ値動きとしてはWTI原油先物が▲6.20%と続落、CFTCの建玉からは資金運用業者のロング減少が先導しています。
10月月初からの大幅続落、米国中間選挙での結果を受け、先進国株売り/新興国株買いのアロケーション変更などがでているものと思われ、今しばらくポジション調整に時間がかかりそうです。
とはいえ、日本株市場は海外投資家による大幅売り越しの状態、かつ予想PERは低水準、とオーバーセルの状態にあり、足元では騰落レシオが70.96(11/1)から89.61(11/15)と回復し始めており、また、裁定買い残も1.06兆円(10月第4週)から1.15兆円(11月第2週)と底打ちの兆しを見せていることから、引き続き反発局面入りを期待したいと思います。