JGBトレーディングフロア(2018年8月8日)

(17:30)
30年債入札を控え上値の重い展開。先週の10年債入札も、予想以上に札が流れたことから警戒感強い。朝方に7/30~/31の政策決定会合の「主な意見」公表されたが、市場への影響は限定的だった。

【メモ】
☆日銀会合「主な意見」
“フォワードガイダンスで緩和の枠組み強化が重要”
”物価2%達成に想定以上の時間かかる可能性、金利操作、試算買入れの弾力的運営を検討すべき”
”金利操作は±0.25%程度の動きを供すべき”
”長期金利の変動幅を上下その倍程度に変動しうることを合意となるなら記者会見で明らかにしてはどうか”
など。

☆本日の日銀買入オペは1-3年2500億/3-5年3000億円/5-10年4000億、物国250億(金額は据置き)。
応札倍率は、3.75倍/2.74倍/3.20倍/5.41倍。5-10年債応札に関して、“補完供給利用前提での応札は認めない”旨の通達があった。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2018年8月7日)

(17:30)
引続き日銀の動向を警戒する向きで国内債は小幅安。先物は前日比1銭高とほぼ変わらずの動き。あさっての30年債入札を控える中、前後日で行われる買いオペで減額修正に動くのではとの観測が売り圧力を強めた。

【メモ】
☆米国、対イラン制裁を再開。
☆トルコリラ安値更新、対円で20.517円。
☆ソフトバンク4-6期営業利益5割増で、昨年11月以来の株価1万円台回復。


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JGBトレーディングフロア(2018年8月6日)

(17:30)
日銀の長期金利変動幅拡大の容認による金利の上限を試す動きが一服し、超長期債中心に買い戻された。5-10年ゾーンで30日の指値オペの買入れ額1兆6000億円と、8/2の臨時オペ4000億円があったことで、足元でひときわ需給がタイトになっていることも要因との見方。


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JGBトレーディングフロア(2018年8月3日)

(17:30)
【来週の予定】

8/ 7 10年物価連動債入札 / 家計調査
【米】3年債入札 対イラン制裁再開
8/ 8 日銀買いオペ(1-5,5-10年)決定会合「主な意見」
国際収支 /【米】10年債入札
8/ 9 30年債入札 / 機械受注
日米閣僚級貿易協議【米】30年債入札
8/10 日銀買いオペ(1-5,10年超)/ 4-6月GDP速報値
【米】CPI

本日の国債利回り


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ウィークリーレポート(2018年8月3日)

8月第一週の日経平均は▲0.83%と小幅安、NYダウはプラス0.05%と株式市場は小動きで終わりました。一方、国内債券市場では7/31の日銀政策決定会合により金利が乱高下する大荒れの展開となりました。政策変更の詳細な内容は、当社ブログにまとめてあります。

JGBトレーディングフロア(2018年7月31日)
https://kosei.co.jp/wordpress/?p=6476

長期金利の目標は0%に据え置きのままでしたが、金変動の容認範囲を±0.10%(10bp)から±0.2%と拡大した事により、これまで+10bpまで長期金利が上昇した際に日銀が無制限に買い支えていたラインが+20bpまで後退することになり、JGB先物は一時149.75まで急落しました。

今後は長期金利(10年債利回り)が20bpとなるラインを債券単価の下限として落ち着くことになりますが、先物は受渡適格銘柄のうち最も安い残存7年債の利回りと10年債利回りの格差がどの程度になるかで下値の位置も変わるため、スティープニングの具合を含めて落ち着きどころを探っていく展開となりそうです。

2016年7月末に日銀が政策変更の見直しを示唆しJGBが急落した際は、8/3にボトムをつけ8月いっぱいは小幅動きで値固めとなりました。この間、日経平均はひと月で5%値上がりと緩やかな上昇をたどりましたが、セクター別騰落状況を見ると鉄鋼株などバリュー株が+15%と大幅上昇する反面、医薬品が▲8%下落するなど、大変動が起きていました。

今回の同様の動きとなることが想定されますが、輸出企業に関しては8/9に日米通商協議がワシントンで開催される事から、米国の自動車関税などが警戒され週前半は上値が重たくなりそうです。


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